散 歩 道



大 切 な こ と


相生山緑地道路建設反対について

私は、28年前から相生山緑地周辺に住んでいます。
住み始めた当時、名古屋にもこんな自然が残っていたのかと驚きました。

2000年には長男が生まれ、小学校入学と同時に相生山学童に入園しました。
自然に囲まれた学童で、2人の子供達がどんな成長をしてくれるのか、とても楽しみでした。

その頃から、相生山緑地では5月頃になると「蛍が飛ぶ」ということを耳にしており、私も興味がわいて実際に見に行ってみたのです。
そのとき、初めて見た蛍たちの光景は、今でも鮮明に思い出せるほど非常に感動的なものでした。
360度・全身を蛍たちに囲まれ、まるで銀河の中に迷い込んでしまったのかと錯覚するほどです。圧巻の光景でした。

この体験は是非カメラに納めたいと感じ、数日後には写真撮影を開始しました。
それからは毎年、必ずカメラを持って相生山緑地に足を運んでいます。

そうして通っているうちに、私の他にも、蛍を求めて毎年相生山緑地を訪れる方が多くいることが分かりました。
中には、栃木県から相生山の蛍を見に来ているという方や車で2、3時間かけて写真を撮りに見える方もいました。
こんなにも美しく、癒しの時を過ごせる空間はそうありません。

この感動を、少しでも多くの方に体験してもらいたくなり、近所に住んでいる友人から仕事の取引
先の方まで、色々な方に相生山緑地を紹介し、ツアーガイドのようなこともしました。

中には、足腰が弱ってしまった高齢の方も見えましたが、蛍をみるために頑張って相生山緑地まで来てくださいました。
実際に蛍をご覧になった際は「幼い時から蛍は見たことはなかったけど、初めて見られて感動した」と涙ぐんでおられました。

「ぜひ蛍を見せてあげたい家族がいる」と、友人からあるご家族を紹介されました。
実はその息子さんが事故で体が動かせない状態です。
お母さんは、何かのきっかけで彼に勇気づけになってくれないかと、 毎日願い続けています。
そのきっかけの一つとして、蛍の景色を見せようということになったのです。
しかし、彼はストレッチャーに乗った状態でしか移動することができず、 どうやって蛍たちが待つ相生山緑地の奥まで移動させれば良いのか、悩みました。
なんとかストレッチャーでも通れるようなルートがないかと相生山緑地を日々探索してました。
それから1週間後に普段は蛍があまり飛ばない開けた場所で、蛍たちが賑やかに飛んでいた日があったのです。
時刻は既に23時頃になっていましたが、こんなチャンスはもう二度とないと直感し、深夜にも関わらず直ぐにその家族と友人に連絡をとって、その場所まで来てもらいました。

彼の名は光輝くん。
光り輝く蛍に囲まれ、初めは光輝くん1人での写真を考えていましたがお母さんも一緒にだろと強く思い、お2人で優しく見守るお母さんと光輝くんの写真が撮れました。

「SNSや配信に写真を使用してもよろしいでしょうか」とお聞きしましたら、
お母さんから
「車椅子でもこんな素敵な体験が出来るっていう配信が出来たら、光輝のような方たちも外に出るきっかけになったりするのかなぁ~って。」
想いを込めて撮りました。

私は、相生山緑地の蛍を通じて、心身のリラックスや自然の大切さが伝われば良いなと思い蛍の写真を撮り続けています。
by  YAMA








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