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 ひ ろ ば (2014年)


■■ 
相生山の道路について 12月28日  ■■
  引き続きメッセージ・コメントが寄せられてい
  ます。TwitterやFacebookからも参考のため
  引用させていただきました。

  長文、重複のものは編集部責任で抜粋しま
  した。画像は12/27~28相生山緑地で
  す。Blog 相生山のメッセージ もご訪問く
  ださい。

  相生山の道路建設の中止発表、良かったですね。 (南区/まり)

       相生山 朝刊読みました!
       河村市長 道路廃止。
       よかった!
       あとは議会だね。来年も頑張って。
       手伝えることがあれば 手伝います。
       来年が 良い年になりますように!  (熱田区/亜美)

 12月27日毎日新聞朝刊に掲載! 昨日、市長の河村さん=私達の意向通り
 “建設を中止し、公園として整備する”と結論下していただけました(^-^)/
 でもその工事に賛成だった住民の方々のことや、費やしてしまった29億円の
 ことを考えると、工事中止となった今は、本当に市民から愛される公園のため
 の第2歩目のスタート地点であることを自覚することだと思います。
 まとまった考えを反映できるよう、意見要望を発信していかなければなりません!
 相生山をもっと私達の手で良い公園にし、次世代に自慢の出来る、全国的にも有名な
 ホタルの生息地=相生山にしていきましょう!
  追伸:ところで祝賀パーティーはいつ?        (港区/トシ&ミキ)

あれ? いつの間にかキャンプ場?
世界の相生山を目指すことと、
自然を護ることが両立できるのでしょうか
           (緑区/きょうこ)

こんにちは。ご無沙汰しております。
相生山の道路中止、おめでとうございます。
これも日頃からの活動の成果ですね。
これからも相生山の豊かな自然が守られま
  すように!
  それでは良いお年をお迎えください。    (瑞穂区/Ky)

    ヤッター よかったと思いますが、公園・緊急道路を作るんですって??
    これ以上手を入れず、そのままのほうがいいと思うのですが。
    事務局の皆様ありがとうございました。
    来年も相生山を歩けるのですね。 よいお年をお迎えください。 (南区/ち)

 こんにちは ご無沙汰しています。
 河村市長の記者会見は見なかったですが、ネットでその内容を知りました。
 良かったですね。これまで大変お疲れ様でした。
 これから市議会のことを考えると、まだまだ気を緩めることはできないということ
 でしょうか。大切な自然との共生を計るという観点のない、体質的に利権に群がる
 議員や業者がまだまだいると思われますので。
 でも、市長が舵をしっかり切ったということは大きいですね。    (昭和区/T)


  【 Twitterから 紹介 】

・独身時代近くに住んでいた。
 渋滞は勘弁してって思った事もあったけど、
 貴重な自然守って行きたい。
 河村市長を支持します。


・コンクリートジャングルにある希少な相生山の貴重な自然と姫ホタルの生息地が守られ
 吉報です。開発と自然は両立しない。

・私は歓迎。但し、キャンプ場も公園も要らない。壊した自然は戻らない。

・相生山の件、本当に良かった。 一度壊すと再生出来ない時もあるし、再生したとしても
 多くの時間やお金がかかる。 副産物として、相生山を身近に感じれた事、将来的にまた
 同じ事があった時に今回の経緯が経験の糧になる、自然の必要性を再認識できたこと。

・長くかかりましたが、一応中止に決まりましたか。「道路部分を含め緑地全体を都市公園
 として整備する考え」ってところが気になりますねえ。変に、手を入れる事を考えなきゃい
 いんですが。

・バッサリした言い方をしてはいけないのですが、「道路が全てを解決する」という発想自体
 がダメなのだと思います。確かに道路を他の用法に替えていく事は様々な場所で行われ
 ている事であるし、都会で手付かずの自然を残すことには大きな意義があると思います。

        





コナラの森の青空
中央に
月も出ていました

ようやく市長が決断されました。
自分も学術検証委員会のメンバーでしたが、正直、判断する材料が少なくて困りつつ、
できる限り客観的なアウトプットを出そうと苦労したことを覚えております。
地下鉄開通などで周辺の渋滞がかなり解消されたのも大きかったようです。
                  ( Facebook書き込みより Kさん)

市長が「相生山道路は廃止して、公園にする」と発表しました。「道路より自然を大切にす
る」という市長の言葉は「時代が変わった」ということです。
ただ、実際公園になるまではまだまだ長い道のりがあります。①公園整備に向けて都市計
画審議会で決定をしなければいけません。②道路予定地(認定道路)の取り下げに議会の
承認がいります。これらのことを、河村市長が在任中に行われないと、今の道路計画は残
ったままになります。
また、一車線は「園路」として通すとも書いてありますので、そこが大変気になります。
したがって、もうしばらく私たちは、道路は廃止して実際公園にするまで、見守り、行動をす
ることが必要と思います。        (天白区/T)
河村市長の判断が出たのですから、これからは名古屋市がどう具体化するかですよね。
担当部署がどんなプランニングを立ててくるのか、市民がどんな提案をするのか、100年先
の名古屋市民にとってもベストなものを期待します。
私個人的には、今のままでいいと思ってるのですが・・・。
そうそう、土日以外も駐車場が使えたりとか、双子池口にもトイレをとか、いつもどなたか
案内してくださる方がいたらとか、勝手に花や木やタケノコを取ったりする人を監視するシステムとか。具体的すぎますか?           (地元/ai)

相生山道路建設断念、その後の保全の行方はどうなる?
 長い間名古屋市で自然環境保全の争点となっていた道路建設にひとまずの市長の判断
 が出ました。
 これまでの計画を廃止したことは賞賛したいと思います。これまでの保全への活動が実を
 結んだのですね。
 しかし妥協案には課題もあるようで、今後このあたりをどこまで最大限保全への方向に持
 って行けるのかが、ポイントと言えそうです。

 保全の正念場って、実はこの後にかかっているのかもと言えます。
 全面保全、完全撤回が保全側からは望ましいのですが、現実面から言うと何らかの妥協
 や開発と保全の線引きという局面になることが多いと言える・・・。

 道路建設止めるの難しい中、私としては大健闘かなと思います。
 しかし、ヒメボタルの立場からはどう思えるのだろう?
 なるべく彼らの「声」が反映されて欲しいなと思います。
               ~新しい友人のblog もり~ゆ 野めぐりの日々 より~

     相生山から
名古屋市街越しに
伊吹山を望む

相生山の道路問題にかかわって5年、やっと市長判断が示されました。
公共の、進行中の事業を止める、変えるということの、この国での難しさ。
まだ、市長が廃止の声明を出しただけで、これから猛反発も起こりそうですし、
道のりは長いだろうと思います。でも、ひとつの先例をつくり出したい。
日本中のさまざまな課題、とりくみのなかで役割を果たせるかもしれない。
全国たくさんの人々からの知恵や力をお借りして。
わたしたちは相生山から全国へ発信していきます。
わたしたちが受け継いだ自然を、わたしたちの子孫に渡す使命を果たしたいと思います。
               2014年末に  ラブリーアースJapan事務局




■■ 
相生山の道路について 12月27日  ■■
   相生山の道路についての河村市長の記者会見以降、サポータのみなさんから
   事務局に届いたメールの一部を、届いた順に紹介します。
   今後のとりくみ方を一緒に考えていきましょう。
                       (画像は12/26相生山現地でのTV取材)


おめでとうございました。弥富線廃止公園化都市計画審議会へ諮るとのこと・・・。
やりましたねぇ。お疲れ様でした。   (名東区/高)

     やったー(って喜んでいいんですよね?)
相生山ストップ、やりましたねえ。コレ、喜んでいいんですよね?
みなさんの地道な活動の成果だと思います。
もし、あんまり喜べない事情などあるようでしたら、またお知らせください。(緑区/加藤)

河村さんの記者会見をネットで聞いていました。
道路を中止し、公園を造ることに決定なんですよね。手放しでバンザイでオッケーですか?
それか、油断できないところとかありそうですか?
そのあたりの見解あれば、教えてください。  (大阪/E)

おめでとうございます。 テレビのニュースで見ました。
来年も相生山緑地の散策を楽しくことが出来ます。
どのような緑地公園になるかわかりませんが、楽しみで
す。  (緑区/G)

緊急時車両の道路工事がどの様になされるのか不明なので何とも言えませんが、
私としては2/3か3/4の満足です。だからとりあえず喜んでます。
後がどのようになるのか気になりますが。
わたしはとりあえず河村さんに「ありがとうございました」と言います。
これから河村さんを支えて頑張っていきましょう。   (昭和区/S)

ニュース見ました。よかった、とは思いますが本当に手放しで喜べませんネ!
しかしよかったです!   (北名古屋/O)

公園つくるって・・今のままじゃいけないのかなあ。   (南区/h)

今夜は祝杯!  よくやったなあ。  (岐阜/明)

テレビ見ました。 良かった!
でも、緊急車の通る道だけつくると言ってましたね。  ?   (緑区/w)

全面的中止ではなかったのですね~ 歯切れよく廃止する―と言われたのに、あの付け足しはセコ過ぎ―      (名東区/はづき)

一車線の園路とはどのような道路でどのようにして造るというのでしょう?
何故? 森は守られない。森の大切さを分かってもらえない。寂しいことです。    (北名古屋/ケイコ)

         TV見たよ。
         最初「やった~」と思ったら、
         1本 道を・・・
         えっ???
         ちょっと微妙。    (豊明市/k)

相生山の道路は建設中止になりましたね。しかし緊急車両を通すとか、
あと一歩頑張りが必要ですね。       (地元/由)

テレビニュースで。 えっ、地下鉄通って渋滞は緩和されたから要らない・・・だけでいい
のに、住民の為に名所となる公園を造るって・・何?!   (地元/I)


河村さん 相生山名古屋パークにして、自転車や
マラソン走る所にしそうだね。自然がいっぱいで空気
がきれいとか言って。怪しいね。気が抜けないね。
                 (豊田市/ヒロ)

夕刊に相生山の道路廃止と載ってました!おめでとうございます!
みなさんのご尽力の成果ですね!
これからがまた次なる正念場かもですね。   (市外/Umin)

「相生山」は大きな進展ですね。
今からのより広い、豊かな活動が求められるときに突入ですね。 期待しています。
三河版には載ることがなかったのですが、今日は夕刊第一面で知ることができました。
                                (刈谷市/W)

ご無沙汰しています。相生山の件、市長が賢明な判断をしましたね。これまで運動してきた
方々のご努力に拍手です。くれぐれも健康第一に、良いお年を!   (熱田区/久美)

まずはおめでとう、でいいんですよね。本当にお疲れ様でした。これから、まだまだ見張って
いかねばならないところですが。さしあたって、どう考えていけばいいのか、どうしましょう
かね。                                         (中村区/み)

新聞を読んでも、内容は考えれば考えるほど矛盾だらけ・・・の感です。(瑞穂区/まあくん)

自然のこと本当に理解してる人、各方面に幅ひろく友をつくれる人、相生山緑地にそんな人
が多く関わってくれることが大事だと思います。
私たちの言葉をわかってもらうのは至難の業なのでね。
それでも、そこを克服しないと願いはかないません。    (東区/k)

計画はとりあえず撤回でしょう。それだけでも今の時勢ではすごい事と思うのだけど。
環境保全、意見が通った例もあるけれども、ものすごい自然(尾瀬や西表・白神)の所でしょう。今まで、いろんな自然保護運動見ていても、結局うやむや??が多いし。これからの動向に、目を見張ってください。どう転がるかわからないし・・。
また、観察会を続ける事が出来ますね。そのことは良かったです。
今年はお世話になりました。来年も宜しくお願いします。      (西三河/Y)

昨夜、テレビを見ていました。よかったですね。
多くの時間をかけて努力された結果が、いい知らせとなってかえってきましたね。
相生山の観察会も益々多くの人に自然の大切さと楽しさを伝えられますね。
おめでとうございます。         (豊田市/y)




■■ 相生山の四季を歩く会・12月14日 ■■
今月の参加者  年賀状用(?)に集合写真

 ・枯れ葉色の落ち葉を踏んで歩くのが心地
 良かった。黄葉、褐葉、紅葉に 1年の時の
 流れを感じることができた。  (ケイコ)

 ・いろんな木の実を食べ、ヒイラギの花が見
  えた。 (遊)



・シャシャンボ、ヒサカキ、タカノツメの芳香。
清々しい気がいっぱいで気分がいいです。
                 (ワカメ)
・シャシャンボ おいしい
名古屋市内とは思えない。  (山)



    ・シャシャンボ、ハクサンボク、ヒサカキ 木の実食べました。
     シャシャンボ みずみずしくておいしかったです。   (ち)

・シャシャンボとヒサカキの違いが分かった。
・タカノツメの香りを子どもが気にしていました。
              (初参加/緑区/H)

・今日はおもしろかった。
・シャシャンボに皆で群がった。ヒサカキとの違い
 は実を食べると分かります。(ま)





・タカノツメの木の多さに改めてびっくりです。
 黄葉のせいでしょうね。
ブログの書き方うまい。 (O.Y)



 ・タカノツメの葉はキャラメルのような甘いにおいがした。
 ・ハクサンボクはガマズミの仲間、赤い実はスッパイ味がした。  (ひろし)


・新たなルートで相生山の更なる多様性
 を感じた。
・コナラ林、もみじ谷がきれい。
・モンゴリナラが枯れたのは残念。  (U)









 フユノハナワラビ(冬の花蕨)も人気者

     ・毎回変わっていく相生山がいい。 (トシ&ミキ)
     ・天候に恵まれ、自然の里山を楽しめました。  (岡)
     ・地図説明が良かった。次回友人と来ようと思った時に迷いにくい。
     ・歴史の説明がいい!            (ひろみ)
     ・いつもお世話下さってありがとうございます。
      これからも続くように願っています。      (久子)


 ・ダイエー跡地にマンションが出来るなど、人口が増えてホタルの環境も悪くなり
  そうで心配。   (ヒデ)

 ・今日家を出る時、庭木にはじめてコゲラが飛んできました。相生山の入り口では
  ヤマガラを見ました。今まで気づかなかった、鳥・自然に気づくようになりました。
  今年1年ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。   (C.H)



・幼い子どもたちが楽しんでいる姿は貴重。
 植物の世界へのいざないに大役を果して
 いますね。     (かつこ)





ホームページ、ブログを読んで下さる方々もたくさんいらっしゃることを知りました。

来年もよろしくお願いします。(事務局)





■■ 
駒山保全活動 竹伐採整備 第11回 2014.12.6(日) ■■
 伊勢神への登り坂で携帯が鳴りました。「こっちは雪降ってますよ。気をつけて」トンネルを抜けたら、雪!!でした。
 集合時間には、雪はどんどん降ってきて、山肌はたちまち雪化粧。
 中止?実施? 迷った末に「出来ないかもしれないけど・・・」「芽生えたブナのようす、見るだけでも」山道・雪道OKの車に便乗して現地まで。

 後発の私たちが着くと、すでに火がおこされ焼き芋が待ってくれていました。ホクホクのごちそうに体を温めて、ブナの幼木に対面に雪の山頂までひと登り。
 実生のも、種を拾って発芽させてから移植したのも、どれも冬芽がしっかり出ていて“生きてる!!”
 ブナに励まされて、雪がひどくならないことを願いながら、少しやろうか!

 この夏以降に伸びてきた小さな竹の芽切りや、伐採済み箇所の片づけです。チェンソーの音がしない雪の斜面に散らばって、白い地面から伸びた緑の芽を刈っていく地味な作業を黙々とこなしていきました。
 日が当たるようになった林床に、頑固な竹が復活してきます。でも、埋土種子や落ちたり飛んで来て芽生えたり、元気になって繁り始めた植生たちの方が優勢。続けてきたことの結果が見えて、嬉しくなります。

 やり始めたら、やることはいっぱい。けれども今回は
心残りながら午前中で終了。そして、お待ちかね恒例
のトン汁が熱々に用意されていました。 


「おいしい」
「おいしい」

 寒い中、安全に元気に、今年の冬の作業も実施できて良かった。雪をもモノとしない、みんなのパワーに駒山の保全活動は成り立っているのを、しみじみ感じました。
 来年も、駒山大好きな人々が集まって作業するのが楽しみだ。  (ラブリー:r)

 
     ブナの赤ちゃん 大きくな~れ
     見守ってくれる人が沢山いるよ

   私もお役に立ちたいと鋏を買い込んで
  初めて参加しました。寒かったけど豚汁、
  焼き芋で温まりました。
   楽しい一日でした。 (名古屋/つ)


   別の場所でも会えたりする「知り合い」
  だけれど、駒山で会える時は格別。
   いっしょに働く「仲間」だから。
   目的を共有できる「同志」だから。
               (名古屋/y)




        呼びかけ人の松山さんからのメッセージ (抜粋)
  参加してくださった皆さん
  お疲れさま&ありがとうございました

  まさかの雪中作業となりましたが その分
  余計に 焼き芋・トン汁が温かく美味しく
  いただけました

  ブナの赤ちゃん達が まだがんばってるか
  どうか 非常に心配でしたが 8人中7人が
  元気で来春を迎えられそうです
  「御内では ブナの実生が全滅だった」と
  の事で 半分あきらめていましたが よか
  ったです

午後は雪が激しくなるとの事で 見に行くだけのつもりで現地に行きましたが
少しでも伐りたくなって 午前中たっぷり作業もでき 満足満足


今回思ったのは
やはり人数が多いから、
毎回沢山人が参加してくれるから
これだけやれたんだー という事です
皆さん忙しい中 奉仕作業に
ご協力頂き本当に ありがとうございました

今回用事で参加できなかった方も
気にして頂いてありがとうございます



  まだ竹は残っていますし
  まだまだ生えてきますので
  来年も続けます

  人数が多いほど 進みますので
  またよろしくお願いしますね

          2014.12.6







■■ 
相生山の四季を歩く会のなかまから投稿いただきました ■■
               河村市長に届け 一市民の思い

 5年前から中断されている相生山道路について今、関心が集まっています。過日、新聞の「便利さが新たな渋滞を生むのでは?」との読者意見を読み、確かにその通りだと思いました。数年前、自宅付近に環状線が開通しどこに行くにも便利になりいつも利用していますが、反面、周辺道路は常に渋滞し、その渋滞を避ける車の生活道路への進入も頻繁となりました。必要性があって造られた道路であっても周辺への影響は様々に起きてきます。
 相生山道路建設は57年前の都市計画に基づくものであり、現在、地下鉄が延び道路事情も変し、周囲の自然環境への影響も懸念されています。すでに8割まで進んでいる道路建設中断の決定は、勇気のいることであったと感謝しています。おかげで私たちは道路について、相生山緑地、環境についても考える時間を持つことができました。
 様々に意見が交わされ、大勢の人の意向も伝えられてきた今、将来的にも皆の益となる公正な決断がなされ、より良い環境が創られるよう見守っていきたいと思っています。 緑区/R




■■ 相生山の四季を歩く会・11月9日 ■■
出発前から降っていました。レインウエアや
傘の集団と黄葉の枝上からジョウビタキ。

【資料表①地点】

 今月の案内人は「西三河野鳥の会」の岡田さん。直前下見は早朝7時から。「特別探鳥
会」には5人参加、8時~9時15分。同定できたすべての種は記録に。

 集合地の相生口から車道を緑地内
 住宅地へ。【資料表②地点】

 ・今回のコースは参加して3年で初め
  て廻ったので新鮮でした。 (杉)

 ・説明が面白く、楽しかった。(フジ)

 ・知らない道を歩くことができた。
 ・雨でも楽しく歩けました。(初:nao)





 ・紅葉を見ながら、小鳥の鳴き声を
  聞きながら歩けた。
  雨の里山も良い。 (久)




  色づきの森の散策路。
  竹やぶの斜面の道。
     【資料表③④】





・ササクサはズボンにくっ付いて困りもの
 ですが、草紅葉は上品で美しいです。
               (TM)
 ・岡田さんのカルガモとオオタカとハシブト・ハシボソガラスの、身ぶりを交えた
  お話がとてもおもしろかった。1時間も見ていた方ならではお話でした。(ケイコ)

 ・雨の中、いつもは聞きのがすような雨音を聞きながら、歩くことができました。
  頭の中の使わない所を必死に動かしたような気がします。雨もたのしい!(ち)

 コナラの雑木林を出て
 マツやツツジ類、草地へ。
 植生が1段階逆行遷移
 した状態の森林。
    【資料表⑤】



もう食べれそうなシャシャンボ
ジンの香りづけに?ネズミサシ

 ・良かったこと:メジロの群れを肉眼で確認・雨・ムカゴ・ガマズミ・ジンの実(ワカメ)
 

稲田集落から
「道路予定地」方向
の森を観察
 【資料表⑥】




発見!スッポンダケ
・雨中、森を歩いたこと。
・スッポン茸を見つけられたこと。
・岡田さんの説明が聞けて良かった
 です。 (純)

・豊富な内容で雨は気になりませんでした。
 とても楽しかったです。(K.M)

・娘に誘われ参加。
・自然の中を歩き、鳥とのしたしみを感じた。



生きもの豊か
沢の合流点
稲田口周辺
【資料表⑦⑧】


・集合場所に来た時、雨が降り出した。家で降ってたらやめてたけど。雨音もなかなか
 いいもんですね。雨でも鳥が沢山いて、天気良すぎる時よりも、多かったように
 思います。  (久子)

 今年もあと1回
 12月は恒例の紅葉・黄葉を楽しみます。
 ~今年 最後の紅葉狩り~
 「今年で最後の・・・」にならないよう
 市長、未来に通用する正しい判断を。






■■ リーフレット配布後の声を紹介します・その5 ■■
 「弥富相生山線を公園緑地に替える会/昭和」のSさんから中日新聞への投稿原稿がとどきました。残念ながら掲載されなかったそうです。(テーマと画像は編集部)

                  相生山緑地と子どもたち

 相生山緑地は一見どこにでもある、ありふれた雑木林です。でも《大都会の中に123ヘクタールものまとまった面積の自然がのこされている》という「貴重さ」に気付いている人は残念ながら少ないようです。
 この場を子ども達の遊びや教育の場としたら どれだけの価値があるか、名古屋市の財産となるか、市民の皆さんに是非知って頂きたいのです。現に、大学生たちが「生物と環境条件を調査する学びの場」として近々利用すると聞きました。
 今の子供達はコンクリートやアスファルトに囲まれた生活環境でゲームに熱中し、命の大切さ、他への思いやりに欠け、いじめ、自殺が相次いでいます。学校では入試のための「知識」の詰め込み教育。ところがこれからの大学入試は、ようやく「知識中心」から知識を活用し自ら課題を解決出来る能力をみる入試に改めることになるそうです。
 幼い時から自然の中で五感をはたらかせ自ら考え、自然の摂理、生命の不思議さ、大切さを「体験する」ことがどれ程豊かな人間形成に役立つか、知識を体系的にとらえて関連付ける力を養えるか。これからの名古屋市の自然教育に、交通便利な場所にある相生山緑地がどれだけ役に立つ場所になるか。

 藤前干潟はごみ埋め立て地になる直前に引き返しました。正解でした。愛知万博はテーマを環境博に変更し海上の森を残しました。正解でした。諫早は勇気を出して引き返さなかったばかりに、現在どうにもならない困った状態になったままです。
 名古屋は環境都市。
 ユネスコESDの記念すべき年に、勇気を出して引き返すのは「今でしょ!!」





■■ 名古屋市に意見をだしました ■■
東三河の女性からメールが届きました。

 初めてメールいたします。
 以前ブログで「シンポジウム相生山」についてコメントした者です。私は豊橋に住む者ですが、その目からも見て感じた意見を名古屋市に遅まきながらメールしました。
 今が正念場だと思います。
 皆様の願いが、行政に届くことを願っています。       豊橋市 M.N

****以下意見内容です****

 相生山に計画されている道路と環境問題に関して意見します。
 私は東三河に在住する者で、名古屋市民ではありませんが、外から見た者の目としてこの件に関して意見申し上げたいと思います。

 現在道路建設が凍結され、ヒメボタルが生息する相生山の雑木林を中心とした自然環境の保全を巡り、道路建設を再開するか否かについて、名古屋市民の注目が集まっていることかと思います。
 この森のふさわしいあり方について、小学校を会場としてのESD教育をテーマにシンポジウムが行われたことは、保守性の高い東三河の地域に住む私にはとても新鮮な驚きも感じました。

 近年は自然環境とともに歩む暮らしのあり方が注視されるようになってきていますが、私の住む東三河の例を取っても、まだその方法、あり方には再考するべき課題がたくさんあります。本当の自然とともにある人の暮らしのあり方は何なのか?本当の利便性とは何なのか?これまでの開発や行政の考えから違った視点で今一度考え直す機会に現在来ているのではないでしょうか?

 相生山の保全が、そのあり方についての問い直しの機会になって欲しいと願うばかりです。今再び、開発の逆戻りの懸念、自然を結果的に食い物にしてしまう観光のあり方にいぶかしく思っている身として、どうかこの場所が貴重な名古屋市の自然環境の場としてあり続けて欲しいと願っています。





■■ 
リーフレット配布後の声を紹介します・その4 ■■


 ラブリーアースの事務局、ホームページ編集部に届いた
 相生山の道路についての読者の声を、引き続き紹介します
 こんにちは。先日は「弥富相生山線に関する意向調査」お疲れ様でした。
 その場にいるだけでも緊張したのに、皆さん言いたいことを熱く話されていて、
 「そうだそうだ」とうなずいているばかりの私でした。参加させていただいて良
 かったです。

〈参加する前、気になっていたこと〉
 山根小周辺の生活道路への入り込みがあるとするなら、通学路として危険だなあ。
 道路ができることにより緩和されるのだろうか。
 近隣の方にとっては気になることには違いない。

 しかし、道路が出来なくても他の方法で通学路が安全確保できることを知り、ほっとしま
 した。

 発言された方々と同じく、私もここの地区が大好きです。それは自然が豊かで緑が多く、鳥のさえずりで朝目覚める事が出来、年齢関係なく人が優しいなあと感じます。

 娘は5月の陸貝を探す体験をしたことで、夏休みの自由研究をヒメボタルに決めました。やはり、体験したことはつながります。鶴舞図書館でホタルの本を借りたら、相生山のヒメボタルが載っていてビックリしていました。

 こんなに身近に自慢出来るところがあるのに、
「昔はね、ヒメボタルやいろんな鳥がたくさんいてね、人の心にも余裕があり、良かったなあ」なんて言葉を、過去のこととして未来のこどもたちに話してはならないと思います。
 今、その自然があるのですから、これからもずっと残したいっと出席して改めて強く感じました。
 この相生山の自然は、世代を超えて共通のコミュニケーションとなりますもの!
                                 (緑区/N)

 ホームページ拝見。今回の更新は今までになく質量ともに膨大かつ充実。皆さんの韋駄天の如き活躍の一端がしっかり見えておりますね。これらの力の結集が、うまく実ってくれることを願いつつ、最悪の覚悟もしている私ですが、気持ちとしては楽観的。さて、どうなることやら。 (天白区/O)

 ご無沙汰しています。ホームページ、久しぶりに訪問しました。
 相生山の道路に関するパンフレットなどの反饗はとても大きいですね。コメントの中で、自然の森に関してなかなか深く理解しておられる方のあること等が分かって、力強い見方を得たように思います。
 まだまだご苦労が続くので、心配になりますが、どうかよろしくお願いいたします。
                                        (東区/山)

  区外の私は「既に8割が完成しているというのに、
 何を今さら」と他所事のように思っていました。でも
 それが、現地に行って初めて「ああ、そうか」と納得。
  そして改めて、公共工事の難しさ、併せて民主主義
 の大切さを感じました。
  便利さと収益優先、そして一方では「COP10、
 ESD、生物多様性保全活動」という働きかけ。どち
 らに進むか?

 完成した道路、それはそれで充分に利用価値はありましょう。
 しかし、自然を失った相生山、そこに何が待っているでしょうか?
 貫通した道路を(排煙ガスを撒きながら)走る車から、削られた相生山に心を寄せる人がどれほど居てくれるでしょう?

 取り戻せない自然に対し、畏敬と勇気の念をもって、今ここで道路建設を中止すべきだと思います。「利益・経済優先」から「自然との共存・共生」へ。未来の子どもたちの学校教育の「自然に対する学習の場」として活用できる「自然公園」として残すよう努力していくことが、今こそ必要なのではと考えます。

 相生山は充分それに値する貴重な山です。住民の方々の今まで以上のご協力を願い、私たち自然観察を楽しむ者たちにとっても、課せられる重大なことだと認識いたします。
 「建設中止」の英断を切に願います。                 (中村区/T)

 先日のヒアリングでは、相生山道路建設について大勢の人の意向が伝えられました。
 四年前、道路建設が中止されたことで、私たちは相生山緑地について考える時間を持つことができました。
  今、何故必要なのか
  周辺の交通状況は?
  近隣の防災、安全は?
  環境への影響
  将来的なことは?
  今、何が必要とされるのか?
 これまで、市民それぞれに考えてきました。当初から、相生山道路建設を問題とする皆様の様々な働きかけもあって、名古屋市民だけでなく、市外からも関心が集まっています。

 四年前、八割まで進んでいるとされた道路建設中止 の決定は、勇気のいることであったと思います。私たちも相生山緑地について、ひとり一人の問題として改めて考えることができたことを感謝しています。
 今、また将来的にも皆の益となるような、公正な決断がなされるよう願っています。
このヒアリングが生かされて、よい方向に進んでいくよう見守っていきたいと思っています。
                                  (RICO)

 先日の天白区役所での意向調査の折、私は前の方の席に座っていました。みなさんのご意見を聞きながら、市長さんをはじめ主催者の市職員の皆さんの表情もわかりました。河村市長がニコニコされるにつれ、市の幹部の方々の表情が硬く、暗くなっていく様子がつぶさに見られました。
 そして、これが相生山の道路問題の本質なのかなと・・・・。

 「一度決まったことは変えずに実行しなければならない」とする行政の仕組みと「将来的にどんな町に住みたいのか、子や孫がどんな町で育ってほしいと願うのか」のギャップがあるのではと感じました。
 記者会見で「皆さんの税金がムダにならないようにしたい」と市長さんは言われたそうです。
 中止・建設どちらとも取れます。私は「未来永劫」という言葉を付け加えて欲しいです。のちの世に評価される一歩を自信をもって踏み出して頂きたいです。そういう市長を選んだ市民でありたいと願っています。       (緑区/ま)

 当日は参加する事が出来ず、陰ながら応援していました。ホームページで内容読ませて頂きました。代弁して頂いた気持ちでありがたく感じます。
 市長の動向が気になります。たくさんの市民の気持ちを汲んで下さるといいですね。
                                      (hana)

  いつも、ご苦労様です。本当に・・・・。 三河に住んで
 いると全くと言っていいほど相生山の話は入ってきませ
 ん。私はこんなのんびりとした性格なので、皆様のような
 ガッツは有りませんが何しろ頑張ってください。
  私達の自然はそこにあってこその自然です。そしてなく
 なってしまえば、もう絶対帰りません。その種の種をまい
 て、そこに芽が出てもそれは違うものです。
  私では、何もお手伝いが出来ませんが、とにかく頑張っ
 てください。                 (三河のヒロ)

 10月29日、中日新聞の砂子氏の「発言」を読みました。心から同感です。
 言いたいことをしっかり書いてあり、感銘を受けました。
 地元住民と書かれてあり、その勇気をたたえたいと思います。    (昭和区/S)
 
 今まさに、市長が判断を下そうとしているこの時期に、中日新聞の発言欄にこんなにはっきりとした「建設中止の判断」を求める意見が掲載されたことに、思わず拍手しました。
                                       (南区/浜)





       ■■ 第14回東日本大震災映像報告会・大西暢夫
                  2014.10.25(土)岐阜県揖斐郡池田町
 
■■
   決して忘れてはならないことを
  忘れていないか確かめるためにも
  参加し続けています。  (岐阜/F)






    「福島の現状を撮影していることが
    『コントロールされている』発言を
    支えてしまっているようなジレンマ
    を感じています」という大西さんの話がいつまでも残っている。(名古屋/t)



■■ 相生山の四季を歩く会・10月12日 ■■

雑木林はほんのり秋の色

Oriさんの理科教室はアートに挑戦

この子は誰?検討会

イヌザンショウの実 強烈な匂い


 ・よく来ているのですが1人で来る時より、
  たくさんの発見があって楽しかったです。
                  (A)

 ・いろいろな生き物の話題があった。(直)


ヨコヅナサシガメ?
カメムシの仲間で
 口を差し入れて
獲物の体液を吸うらしい

 能ある鷹は爪を隠さず
  初登場の昆虫青年

           「嫌われ者のくっつきむしを集めて 遊んじゃいましょう!!」
                    始めは戸惑いながらも 乗せられてしまった





ボクは迷子になんかならないのにお母さんに
つけられちゃいました。それはきっと・・・
「覚えてください」「呼んでください」だね。

 ・ひっつきむしのいろいろで工作して楽しかっ
  た。花の姿からは想像できない種の姿にびっ
  くり!    (ケイコ)
 ・くっつき虫、何となく戦略があるのだろうと
  思っていたが、拡大して見るとスゴかった。
                   (貢)
 ・ひっつき虫を顕微鏡で見てよく理解できた。
                   (H)
 ・とびつく草のくっつく先を見せてもらった。
                   (純)

もっとも乗りやすい仲間たち
 梢の上、枝と枝の重なり合う
 あたりをメジロがにぎやかに
 忙しそうに飛び交い、渡って
 いきました。

 いつも野鳥が豊かな谷で
 カケスの叫ぶような声。

 幾度となくアサギマダラに
 出会いました。
後半は谷を下り、尾根へ登るコース
カシナガキクイムシによってコナラが
枯死して出来た「天然のギャップ」へ

 ・森の移り変わりの説明が良いです。(大)
 ・アキノキリンソウが見られた。 (Og)

  ギャップの明るい林床にヤマツツジの花
 ・ナツハゼやガマズミの実を味わってみる
 事が出来ました。
 ・ガマズミとコバノガマズミの実の形、味の
 違いを大真面目に比べているのが楽しそう
 だった。    (m)


彼は5歳にして森の木の実の味を覚えて
しまった。「梅干しみたい、おいしい」


東海丘陵要素、相生山緑地のもっとも希少な種クロミノニシゴリが、何者かによって幹と枝が切られていた。下見時に発見、みんながっくり。



・初めて見る花、見られたことが良かった
 です。       (j)
・くっつく草の実をいくつも観察でき、皆さん
 と楽しい作品を作ったことや、秋の気配を
 少し感じれました。
・きょうは小さな男のお子様の参加があり、
 いろいろな年代の人と交流でき、良い感じ
 でした。
 楽しかったです。   (youko)
 今月のアルバム もご覧ください


 さすがに疲れていて、ご心配をおかけしました。
 皆さんのやさしさに感謝です。
 良い判断が早く出されて、気持良く森の中に
 身を置く事が出来ますように。   事務局/F





■■ 「住民意向調査」に参加した「相生山の四季を歩く会」の
仲間の感想・意見を紹介します
 ■■

感想
 本日はありがとうございます。
 思いの丈を拙いですが、市長に届けることが出来ました。
 ですがまだ終わりではありません。
 廃止が決まるまで、今後とも、自分のブログなどを通じて相生山緑地の魅力や道路建設廃止の訴えを続けて行きます。
 本当はみなさんともっとお話ししたかったのですが、どうしても抜けられない用事があり、申し訳ありませんでした。
 もし差し支えなければ、今度相生山緑地に集まる時、声をかけてください。都合がつけば参加したいと思います。
 今後とも宜しくお願いします。     (天白区/A)

・地元団体の天白区民や近隣の各年代別意見が聞けて、とても有意義な意向調査になっ
 たと思います。
・道路が出来たら、久方交差点から高坂あたりの通学時間帯が心配です。
・「愛・地球博」「COP10」「ESD」の「環境首都なごや」としての決断を願います。
・実感として、30~40代の子育て世代は、日々の仕事や子育てで時間に追われ、ゆとりが
 なく、自然や環境に興味の無い、生活が便利になれば良いとする考えの方が多いです。
                                   (天白区/m)

 少子化などによる人口減少傾向の時代に道路をつくる必要はない。10年20年先を見た都市計画をして欲しい。また、自然を子供や孫の為に残して欲しいと思いました。
                                    (緑区/G)
 反対派賛成派入り交じる中での論戦だと思っていましたが、オール反対派の中で、意見を述べ拍手があったとしても、市長がニッコリしていても、今後の決断にどう傾いていくのかまでは分かりませんでした。
 また、市長さんには、教育の場としての相生山緑地を考え、周辺の小学校・幼稚園の教員(もちろん生徒も)の意見のアンケートも実施して欲しいと思いました。  (天白区/O)
                                             
 
 今日は良い体験をさせていただきました。緑の地球大好き。       (千種区/u)
 
 土曜日は希望者全員が発言でき、様々な!意見を聞けました。
 賛成派の「上からの指示で構成されたフォーマット」に従う画一的な発言と違い、身近な例を挙げての意見などよかったです。
 さて、河村さんは年内には最終決断。「区政協力委員会」という行政下部団体を通じて「道路建設」を執拗に迫る、反・河村の「市当局の強大な抵抗勢力」に歯向かい?市長権限の執行という伝家の宝刀を抜いてくれるでしょう。                 (西区/U)

 みなさんお疲れ様でした。明日は子ども会秋祭りの為に、残念だけど相生山へ行けません。今日の感想を皆で話したかったです。相生山歩きたいですよ。       (南区/k)
 折戸先生の意見、素晴らしかった。また緑被率を訴えられた方の意見も説得力があると。 アンケートでは同じこと書いてもつまらないと思い、今の日本は、地球の循環機能の1、5倍負荷をかけている。都市だけを考えれば2~3倍の負荷。だからこそ異常気象も増えてきた。高齢化が進むこれからに、緑地のさらなる減少はやめて欲しいというようなことを書きました。

 報道に流されやすい今ですが、議会での決議を素早くキャッチ、本当にいいのと監視する目を市民が一人ひとり自覚する大切さ学ばせていただいてます。もっと早くに、こうした会合が持たれなければと思います。

 反論意見に「名城にも蛍はいる」とありました。高速建設に当たり、光が漏れないよう配慮はされましたが、それでも明るい。飛び交うのは通行の途切れた午前になってからのよう。追加で増えたのとまったく道がない所にできるのとは大きな違いがあるでしょうね。

 市の都市構想では2050年までに緑地をかなり増やす計画もあるように思いましたが??? 現実は?     (瑞穂区/C)
 新聞見て、自然観察している仲間からも「どうなる」と連絡ありました。新聞などの力は大きいですね。                (天白区/t)

 今晩は。沢山の方が出席されて良かったですね!テレビで見ました。皆さんの地道な活動の成果ですね!                           (瀬戸市/y)

提出意見

 4年前、河村市長が工事中断を決めて下さり、多くの人が考え、話し、集う機会を下さいました。
 私は相生山の自然観察に参加しています。毎回新しい発見があります。皆さんもいいお顔です。癒しの森なのです。
 この夏、蛍を見ました。沢山の光が美しく、力強く生きている喜びを舞いに込めて・・・この夢の世界がずっとずっと続くことを祈りました。
 ますます緑地が少なくなっていきます。
 これから相生山緑地の役割も大きくなるでしょう。
 未来のこどもたちに残したいのです。素晴らしい森を・・・。
 河村市長の大きな足跡の一つとして、要らない道路を緑地公園として整備し、全国に発信していけたらと願っています。                    (名東区/T)


 十数年前に、私は名古屋工業大学の堀越教授の公開講座を聴いた。
 名古屋の夏の蒸し暑さや、ヒートアイランド現象の解消のために、街に緑を増やし、河川沿いに海からの風を遡上させる、いわゆる「風の道」を通す、という内容だった。現在も堀越先生は、名古屋まちづくり公社、名古屋都市センターと共同研究されている。

 また、数年前に、名古屋市立大学医学部の講堂で、愛知県と名古屋市の生物多様性豊かな街づくり計画の話を聴いた。
 公共の建物、大学、企業などの敷地に緑を増やす、いわゆる緑被率の増大、その緑を昆虫、生き物が行き来できるように繋げる、いわゆるグリーンベルト化で生態系豊かな街づくり、公園を増やす都市計画、という内容だった。

 123haもの緑地が奇跡的に残っている相生山緑地。57年も前の都市計画で、そのど真ん中に道路を建設するという事は、以上の研究、計画、努力と矛盾するのではないか。今の時代、これからの時代を見据えた都市計画を望む!
 コンクリートとアスファルトに囲まれ、ゲームに没頭する今の子供達の生活環境。
緑豊かな自然の中で、思い切り遊ばせ、学ばせてやりたい。
 老若男女問わず、健康のため、リフレッシュのために森の中を歩く効果、喜び。
自然豊かな公園は、道路より名古屋市民の貴重な財産となる。

 先日の国連気候変動サミットで、安倍首相も「地球温暖化阻止のために行動を起こしましょう!」と。
 まず身近な事から第一歩。この記念すべきESDの年に行動を起こそう!
「道路をやめて公園に」は今の時代、これからの時代に必要と信じる。    (昭和区/S)


 ①道路建設再開は何時でも出来るが、里山は自動車の排気ガスや騒音などで一度生態系が崩れると二度と元に戻らない。名古屋市内の森林などの自然がどんどん宅地化により、なくなっている今こそ、相生山緑地を大切に保全し残す必要がある。
 人の手を加えない自然の力を利用した環境にやさしい自然公園にし、市民の憩いの場所にしたらいいと思います。 
 ②交通渋滞や生活道路への入り込みを緩和する為に道路をつくるより、地下鉄や市バスを利用するよう、市及び交通局が積極的に市民によびかけること、又道路をつくれば道路を維持する為の補修費が増える。                       (緑区/H)


相生山の四季を歩く会を主催している一員として
 私が相生山に関わって約5年になろうとしています。四季を歩く会も55回を数え、下見なども合わせれば150回もっと足を運んでいると思います。途中で夫が定年になり時間も出来たので、ますます相生山にのめりこんでいきました。
 相生山のこと知れば知るほど、ここの緑地の大切さを身をもって感じる事が出来るようになりました。一人でも多くの人に知ってもらおうと、出来る限りの努力をしてきたおかげか、地元の人々も気づいてくれ、また市外の人々もたくさん来てくれました。観察会のため時間もかけてきました。おかげで自然のことが勉強できて、たくさんのことを知る事が出来て、私たちが一番得をしているように思っています。

 周辺の交通量も地下鉄の延伸によりほぼ解決され、道路の必要もなくなってしまいました。報道が出るたび、どうしたものかと一日も相生山が頭から離れることはありませんでした。協力者と相談したり、意見を聞いたりと、あらゆることをやりました。

 この5年間、市長さんも相当苦労されましたし、行政の方々も同じ、私たちも苦労しました。本日の会をもって新しい方向へ舵を取り、緑地として残すことにしましょう。
 苦労して緑地を残したことは語り継がれ「いい決断をした」ということで未来へ残っていきます。中止の決断が下されれば、協力・応援は惜しみなくさせていただこうと考えています。どうぞ、よろしくお願いいたします。
 本日、2014.10.11が記念の日となることを願って。      (南区/t)





■■ 「相生山の四季を歩く会」の若いお母さんから
届いたメールとメッセージを紹介します
 ■■

 お疲れ様でした。きっとエネルギーのいる一日だったことだろうと思います。
 今日は行くことができず申し訳ありませんでした。
 ・・・(中略)・・・
 なかなか文章をまとめて書く時間が見つからず、おかしな文になっていると思いますが、
素直な気持ちを書きました。
 有益な力にはなれませんが、陰ながら応援をしています。        saki

 小さいころ家から見える景色の一部に相生山はありました。ただ、学区外だったため小さいころは相生山に訪れる機会はありませんでした。そのため、遠くから山の四季を眺めているくらいでした。今思えば、もっと早く出会っていたらもっと豊かな子供時代を送れたではないかと思っています。比較的緑の多いといわれる緑区に住んでいても自然というと、思い当たるものが、近所にある公園の池にある草木、そこに植えられた桜につつじや、花壇の花くらいです。それでも私は恵まれたほうだと思っています。なぜなら、すぐ家の目の前に池のある公園や団地の裏に少しばかりの整備されていない自然の場所があったからです。そのため、四季を感じ、草木を遊びの道具にして遊べる子供時代を過ごすことができました。確かに、それが自然かと言われると自然とは言えないものかもしれません。ただ、それでも国や市が作って守ってくれた公園や団地裏が唯一の子供時代の自然と言える場所でした。

 成人になってから相生山の存在を知り、さまざまな相生山の自然を通した活動に触れることができました。相生山の存在を知れば知るほど相生山のことが好きになり、名古屋にもこんなにも豊かな自然があったのだと改めて名古屋の良さを感じ、友人が名古屋に訪れた時には相生山を紹介していました。こんなにも豊かな自然のある山があることを子供たちにも伝えたいと、キッズゲルニカ※1という平和の願いを伝える活動を2004年と2010年に(http://www.kids-guernica.org/JapanesePage/Workshop-JP/No95Japan-JP.html)相生山にある徳林寺で開催させてもらいました。
 子供たちが平和を願ってピカソのゲルニカと同サイズ(3.5m ×7.8m)に絵を描くのですが、そこでは、相生山ならではの自然の作品が生れました。たぬきやホタルに桜の木々。カメやヤギや猫。コオロギやザリガニ。ハコベやホトケナグサなど、どこかで聞いたのか相生山に生えている雑草も登場しました。そして、生きていることが平和と話し、とても大きな木を大きなキャンバス一面に描く子供。そこには、生きていることを全身で喜び自然を感じている子供たちの心の喜びが表現されていました。この作品は、相生山の自然の中描いたからこそ生まれた作品だと思います。

 今では、私も一児の母となりました。子供が生まれてもうすぐ1歳になります。わが子にも相生山には必ず連れて行ってやりたいと計画をしているところです。もちろん、そこには道路のない自然の保たれた相生山です。相生山では、蛍や夜空の鑑賞会、相生山の四季を歩く会など日常生活で暮らしていては出会わないような自然を楽しむ会があります。それも相生山の自然を愛する方々がいてこそだと思います。その一人になれたことを心から誇りに思い、子供にもその自然を全身で感じ、心豊かな子供へと成長してもらえたらと思っています。
 前述で国や市が子供たちのことを思い作り、残して頂いた池のある公園で遊んできた私ですが、このように未来の子供たちのことを考え、公園を作って頂いていることに感謝しています。それも未来の子供たちのことを願ってのことだと思います。道路を作らず自然を壊さない自然と共生する生き方を選んでもいい時期に来ていると思います。公園で十分という声もあるかもしれませんが、それでも山にあるどんぐりと公園にあるどんぐりとでは違うのです。公園には、ホタルも自生していなければ、湿った落ち葉の匂いや感触も味わうことはできません。その落ち葉が栄養となり、土ができ草木たちは潤います。虫たちもその落ち葉に隠れたり食べたりして生きていきます。相生山の四季を歩く会で、落ち葉に隠れて、どんぐりが芽を出しているのを見ました。道路建設予定地で工事が一旦中断された場所です。一度壊された自然の地で、新たな命が生れようとしていました。人の手が入った公園ではなかなか見られない光景です。落ち葉はあっても幾重にも重なり湿り、土を潤し肥料になるような落ち葉は見かけません。最近見かける公園の景色と言えば、ゲームを持って遊ぶ子供たちの姿です。これで子供の心は育つのでしょうか。コミュニケーション不足が問題とされる昨今ですが、これは子供たちが悪いのではないと思います。環境が大きく変わってきたからではないでしょうか。自然を感じる機会が無くなり、未来の子供たちのことを考える大人が減ったからだと思います。相生山には、区画整備された公園のような自然では感じられない生の息吹、そのものがあります。声に出して話せない草木や虫たち、鳥たちの声も聴いてあげてください。聞こえない声を聴こうとするそんな大人たちの心を、子供たちも求めていると思います。

 何度も言ってしまいますが、道路を作らない、自然を残すという未来のバトンがあってもいいのではないかと思います。それを心から切に願います。
                                            一児の母より
※1キッズゲルニカ ホームページより抜粋
キッズゲルニカはピカソの『ゲルニカ』と同じ大きさのキャンバス (3.5m ×7.8m) に子どもたちが平和の絵を描くという国際的なアート・プロジェクトです。

パブロ・ピカソは1937年、スペイン市民戦争のときに起きた爆撃の残虐さに抗議して、『ゲルニカ』の作品を制作しました。『ゲルニカ』はキャンバスの上に描かれているので、パリからロンドン、ニューヨーク、そしてマドリッドへと運ぶことが可能になりました。

キッズゲルニカの平和壁画も持ち運び可能なキャンバスに描かれています。壁画は通常壁に描かれますが、壁というものには「隔たり」の意味があります。この移動可能な壁画というものは「隔たり」をとりのぞくことを象徴しています。世界の平和というものは、国家・人種・宗教・文化そして人々の間の「隔たり」をなくすところから始まります。

キッズゲルニカは地球全体をキャンバスにして平和の精神を表現し、人々をつなげていくアートです。すでに45ヶ国で210点以上の平和の絵が制作されています。地球儀の上でそれぞれのワークショップの場所をつないでいくと、すばらしい絵が生まれます。





■■ 名古屋市(市長さん)にあてて提出された
「相生山の四季を歩く会」のなかまの意見です
 ■■

    これから順次紹介していきます。
    画像は直接関係ありません(編集部)
<環境教育と「センス・オブ・ワンダー」>

 環境教育とは、環境や環境問題に対する興味・関心を高め、必要な知識・技術・態度を獲得させるために行われる教育活動と言われています。言い換えると、自然の中の植物や生物にも倫理をもってかかわり、人が自然全体の中で科学や技術を活用してどのように生きていくかを考えることです。

 環境教育に必要なこととして、①観察力を磨く ②問うこと自体を学ぶ ③ものの見方や考え方を育む の3点をあげられます。

 現在、学校でもESDが増えていますが、「なぜ?」「どうして?」「どうしたら?」の観点から入っているものが多いと感じます。しかし、子供たちには、それよりもまず、もっと根本的に、自然の中で「すごい!」「へ~!」「きれい!」「おもしろい!」を感じとる力「センス・オブ・ワンダー」を養うことが第一だと思います。そのあとで「なぜ?」→「おそらく、・・・」→実際に調べて→答えを見つけ→今後の活用 になっていくと思います。

 幸いにも、相生山は、校庭や都市公園とは違い、「センス・オブ・ワンダー」の宝庫です。地下鉄や市バスでも簡単に行けます。しかし、不幸にも、道路ができると、その宝は次々と失われてしまいます。封を切った食品がすぐに傷んでしまうように。子供たちの「センス・オブ・ワンダー」の場も同様です。


 < 「自然の権利」 >
 環境教育の環境倫理学の分野に「自然の権利」があります。

 「自然の権利」とは、自然物にも人格を認めようというもので、法的権利侵害の訴訟要件の「原告適格」も認められます。アメリカでは、すでに1973年に、「絶滅の危機に瀕する種の保存に関する法律Endangered Species Act)」が制定され、森や動物も裁判に訴えることができます。

 日本では、この「自然の権利」を援用して、アマミノクロウサギさんや水戸のオオヒシクイさん、大雪山のナキウサギさんや、諫早湾さんなどが訴訟を起こしました。また、沖縄のジュゴンさんはアメリカで勝訴しています。

 相生山のヒメボタルさんやウメムラシタラガイさんの意見も「センス」を使って聞いてみないといけないのでは?

 < さいごに・・・ >
 私は、迷ったときは、少しばかりの「センス」に従い、「自分の孫やひ孫に対して、胸を張って言える行動を」とるようにしています。 すると、自分にとって不便だったりすることも苦になりません。孫やひ孫に笑って話している姿を想像すると、心も和みます。
                             2014.10.11 mom





■■ 
リーフレット配布後の声を紹介します・その3 ■■
リーフレット普及活動のなかで、届いた声をひきつづき紹介します。
名古屋市内だけでなく近郊の方からも応援が届きました。
相生山のことが注目されていることが分かります。(事務局)
 ここまで来たら、市長は「道路をつくらない」宣言しないと、市民の支持を失ってどうしようもなくなると思うよ。
 緑地を守ろうとやってきた人たちは、これまでの教訓を生かして、小さな違いにこだわらず最後まで歩調を合わせてやってください。
 いよいよ道路はなくなると期待しています。      (徳林寺朝市にて、地元/野並/J)

 このチラシ自宅に入ってて読みました。今いただいた分は別の人に渡します。
                           (同上、緑区篠の風/女性)

 パンフレットなどのPDFを当サイトで掲載したいのですが、 可能でしょうか?
  相生山緑地の道路建設というタイトルで固定ページに特集を作成しました。
  リーフレットを閲覧者・配布希望者向けに、印刷・配布可能という条項を付け加えたいのですが、大丈夫でしょうか?(Akira)

     FBに ラブリーアースのHPをご紹介致しました。
     相生山のみどりの森がまもられますように・・・。       (リトルベア)

 道路は必要ではない。なぜ造ろうとするんでしょうね。豊田大学のあたり狭くなっているので意味のない道路。かえって渋滞を呼ぶ。
 道路に反対する集まりとかやらないんですか。      (電話にて、地元/久方/女性)

    リーフレットをお友だちに渡しました。その方は緑区の地下鉄沿線の方なんですが、
    「野並の渋滞はもうなくなってるのに、今さら道路は必要ない。」
    とおっしゃってました。       (相生山の四季を歩く会/昭和区/女性)

 先日仲間の集まりがありました。相生山近くの人が自宅に配られたリーフレットを持ってきていて、こういうのはいいね、と話題になりましたよ。
             (電話にて、瑞穂区/G)

 この間、古本屋で南方熊楠の本を見ていたら、良い文章が巻頭を飾っていました。
『小さい頃 浜辺でカニを捕まえたり 森で珍しい植物を見つけたり そんな遊びに夢中になっていた少年 少年はもっと珍しい動植物を探して研究したいと思った。
 そして海外に旅立った。学問と研究に打ち込んだ彼は やがて天才と呼ばれる様になる。
 南方熊楠  彼が愛したものは この地球の美しい自然 愛する自然が 合理化や開発の名の下で破壊されると知った時 彼は頑固として立ち上る』
                  【朝日新聞出版社 週刊新漫画日本史47より 転記】

 良い文章と思いましたので。 日本がほこる天才学者『南方熊楠』も同じ事を頑張ったんだなという感じで、もうひと踏ん張りしてください。

 この熊楠さんは、結果的に島も守りきり、昭和天皇にご進講もされたくらい世間からも認められました。ですので、相生山もぜひいい結果になる事を願っています。
                           (西三河の自然観察なかま/B)

【リーフレット増刷時の提言について】
 あくまでも参考に・・というコトで(全部でなくても)部分採用されたことを喜んでいます。
今後は観察会や、いろいろな行事や集会などで、しつこくチラシを配り、忘れられないようにすることデス!! 河村さんも「平針の里山を守れなかった」経験を活かし、相生山は守ろうとしていると小生は信じます。  (永)


 みなさん一騎当千のご活躍。あまりお役に立てずすみません。活動の成果が実ってきて、このまま緑地公園に指定される事を願っています。些少ですがカンパ致します。  (u)

何か お手伝いすること ありますか?(豊明市/kao)

わたしも リーフレット 配りたい。   (南区/az)


【白鴉の雑記帳より】
 ・・・・ぜひ、相生山緑地に行ってみてください。そして、道路工事が相生山緑地に、深く爪を立てている姿を見てください。
 もし、少しでも共感できる方がいらっしゃれば、相生山緑地の現状を、そして道路工事廃止活動を広げてください。
 私たちが今するべきことは、道路を作ることではなく、少しでも自然を残し、未来につなげていくことではないでしょうか。




■■ 相生山の四季を歩く会・9月14日 ■■
萩を愛でて歩きました。秋晴れの山道。画像と皆さんの声を紹介します。

 満開のマルバハギ(丸葉萩)
ヤマハギ(山萩)は3分咲き。
 みんなでツクシハギ(筑紫萩)
をルーペ片手に探したのですが
見当たりませんでした。
 違いは資料をご覧ください。
 ・ハギの花、木の実が多かった。  (仁)
 ・萩の花が咲いて秋ですね。森の中を歩くととても気持ち良かったです。
  ウスノキがもう次の芽の準備をしているのにはびっくりしました。  (久子)

・くも(女郎グモ)の巣、立体的に作って
 あるのをはじめて教えていただきまし
 た。おもしろかったです。 (千恵子)

 ・ハギに絞られて見ることができ、説明が詳
  しく良かった。  (H. O)
 ・萩の種類を観察することが出来た。 (純)

   


・ハイイロチョッキリによって落とされたドング
リを見ること、知る事ができた。  (芳)

・ハイイロチョッキリはドングリの実の中で育つ
ということを覚えた。     (ひろし)



・木漏れ日の中を歩く心地良さを満喫
 しました。夏の天候不順に振り回され
 て、ふやけてしまっていた心身に、優
 しく浸み込みました。 (ケイコ)

・ハイイロチョッキリの卵が見られた。
 今日は一つ、アオハダの木を認識し
 ました。   (アカコッコ)


 ・アオハダの実がきれいだった。ソヨゴとの
  区別の話があっておもしろかったです。
                 (郁夫)


・色々な木の実を食べ比べたが、アオハダの実だけは二度と食べたくない。  (S.H)
 ・コナラ、アベマキ・・・大きな木が多くあることに今さらながら気づいている。 (J)


・良かったこと
  萩の花、伊吹山眺望場所の秋
  晴れ、ガマズミの実、ブルーベ
  リーの原種      (ワカメ)
・今月は人数が程よく、説明は分か
 りやすかった。     (松)



 ・地球温暖化ストップの為に、いらぬ道路、建物は造
  らないで!! (h.m)


 シンボル・コナラの下で、昼食をとりながら道路の話
 になりました。
 いよいよ大詰めの時期が近づいてきているようです。
 名古屋市民の未来にとって、いい方向の判断が出され
 るよう願っています。
        リーフレット、皆さんが少しずつ持って帰ってくれて、1万部を超える配布が
        完了しました。カンパをお願いしましたら、5227円も協力いただきました。
        この紙面を借りて、ご報告とお礼申し上げます。     (事務局/古川)





■■ 
投稿がありました ■■
 相生山の道路について、地元住民や市民団体の意見を聞く集会を名古屋市が10月中旬までに開くと報道されました。

 相生山の四季を歩く会の案内人の北岡さん(森林インストラクター・瀬戸自然の会)からの寄稿を紹介します。

                 相生山の森と道路とESD
                                     北岡由美子

 大都会名古屋の街中にヒメボタルの生息地があるなんて奇跡的!!と思います。この奇跡のヒメボタルが美しく乱舞する相生山の森に、道路は全く似あわないと思います。一番似あうのは自然にふれあう老若男女、子どもたちの笑顔と思います。

 この森が道路で分断されれば、森の生態系は大きく損なわれ、人々の笑顔も失われてしまいます。この森が今のままであれば、この奇跡の森が育んでいるヒメボタルをはじめとする多くの生き物たちの命は永遠につながっていきます。

 そして都会の温度を下げる、空気を清浄化する、人々の笑顔、子どもたちの遊び場等々の森の機能は永続的(持続可能)で費用もかかりません。この奇跡の森相生山は子どもたちの環境教育の場、大人たちの心の安らぎの場として“緑地公園”に指定してください。

 この事はこの11月に開催されるESDの精神(学びあい、人づくり、生物多様性の保持・・・)そのものと思います。道路で森を分断されてしまう事はESDの精神に沿うものではないと思います。
 奇跡の森、相生山の森を“緑地公園”に指定し、ESD名古屋の成功を希みます。





■■ 
リーフレット配布後の声を紹介します・その2 ■■
リーフレット「相生山の道路を緑地公園に」が届いた地域住民の方から
ご意見を頂きました。

《名古屋市民にとっては あたりまえの環境でも・・・》
 名古屋に引越して、驚いたことがあります。
 それは都市の中に、東山丘陵をはじめとして、猪高、牧野ヶ池、小幡、相生山・・・いくつもの広い緑地が広がっていること・・・。それもただの緑地ではない、驚きは、雑木林として保たれているところです。
 ほどよく管理されているのに、野性味のある雑木林はとても魅力的で(遠出しなくても安全に自然に親しむことができる)いつも多くの人が集まり交流を楽しんでいます。子供たちの野外活動も活発なようで、どの緑地にも小さな虫博士や植物博士が、ひとりふたり、いたりするのも楽しみなことです。
 我が家は転勤が多く、様々なところで生活をしてきましたが、名古屋市のように環境に配慮のある地は珍しいのではないかと思っています。

 リーフレット「相生山の道路を緑地公園に」を拝見しました。
 道路建設、相生山緑地について多くの人が関心を深め、意見交換がなされていく・・・。
 こんなところからも、名古屋市の良さが生まれてくるのではないかと思いました。多くの人の意見が出され名古屋市民にとってよりよい環境が創られていくように、というのが、皆の願いです。
                       《・・・とても恵まれていると思います》
               2014.8.29     RICO


 先日のチラシを拝見しました。 “ご意見 大賛成です”
 人が生活する近隣の自然環境豊かな地域。車社会といえども、それを破壊して車道をむやみに造る時代では無いと思います。時代錯誤、逆行甚だしいです。
 ましてや貴地域は生活に密着して、樹林が広がり、其処に生息する貴重な生物[蛍など]が植物と共に多種多様に棲息する、市内でも稀な環境地域です。
 行政の仕事の在り方が疑問視される事案かとおもいます。

 仮に道路が貫通しますと、私共の地域では更に住宅路への車の進入が激しくなることが予想されます。
 南側の天白川を越えて昭和高校の交差点に至る中間に、西側に入る住宅路があります。この西行きの道をバンバン車が入ってきます。余りの激しさに6年くらい前に「朝7-9時進入禁止」の交通標識を掲げてもらいました。それも4、5年かけて瑞穂警察に働きかけしました。今でも規制の7-9時を無視して流入する車が絶えません。
 この点でも“道路貫通大反対”です。

 お手伝いする事は困難ですが、陰ながら心より支持応援させていただきます。

               H26年9月5日      瑞穂区白砂町 一住民です。





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投稿がありました ■■
           

http://ecx.images-amazon.com/images/I/71xf1Yg9-ZL.jpg
 20年ほど前「オニの生活図鑑」という本をこどもたちと一緒に読んだ。こどもたちに興味を持たせるために、オニの図鑑としたのだろうか。わたしには石器時代の日本人の生活を、オニに演じさせているように思えた。

 「オニは落葉樹の森がなければ、生きてはいけない。」と始まった。オニの家は茅葺き屋根・障子・板戸で、日本の伝統的な家屋が落葉樹の森を少し切り開いて建てていた。絵本にはオニたちが木の実を採ったり、魚を獲ったりしている。稲作はしていない。

 春に若葉。気温が上がるにつれて葉が茂り、日光を遮り、秋には落葉し、寒い冬に太陽の光を家の奥まで照らしてくれる。雨風を和らげ、季節にあわせて日光を調節してくれる森の中に家を建てる、鬼?石器人?はかしこい!!

 今の私たちは落葉樹の森が無くても生きていくだけの人工的環境を作り出して生活していますが、自然界のすべての生物は今も、森・里山を必要としています。

 森・里山に入れば、小鳥のさえずりを聞き、季節の花や紅葉で 目を楽しませ、心をいやしてくれます。そう考えれば、私たちにも必要なのです。

 先日、恵那の山奥で桧の伐採現場を見ました。林業を営む方に「何を植林されますか?」とたずねると、「何も植えない!!山が崩れない管理をして何かが生えるのを待つ里山運動だよ!!」

 林業を営む方たちも、国の古い植林政策に疑問を抱き里山運動を実行する方々が現れた。多くの人が運動を興せば、山間部の獣害は少なくなるでしょう。
 今、残った森・里山を無くさないように、私たちは考え努力しなければならない。
                               2014.9.1

 地球温暖化、都市のヒートアイランド、洪水、土石流・・・・私たちの生きる営みはどれほど森林のおかげでなりたっていることか。「自然を克服した」現代人は、今こそ気づくときだと思います。
 それに、すべての生き物が必要とする水も。人の食べ物も。あらゆるものは森林に由来しています。オニの時代も現代も。
 身の回りのたとえ小さな森も、大切に次世代へつなぎたいですね。あまりにも「経済」「開発」に走りすぎた反省とともに。(事務局/古川)




■■ 
リーフレット配布後の声を紹介します・その1 ■■

リーフレットの配布を始めてから1週間、ラブリーアース事務局にたくさんの声が届きました。ほとんどが応援メッセージですが、反論もあります。受け取り日時順に一部を掲載します。

・リーフレットの内容について
 道路は必要性があって建設されるものだと、みーんな思っています。
 57年も前の都市計画だったなんて近隣の住民でさえ知らないことだと思います。
 関心はあっても知らないことはよくあることで、このような紙面で多くの人の目に触れるこ
 とは大切だと思います。
 リーフレット配布などありましたら、お手伝いさせて頂きます。   (緑区/R.Y)

・いいリーフレットですね。最低150部は配布できます。      (天白区/美山)

・8月はバタバタしてるので、来月になったら少しずつ、近くの仲間と相談してポスティング
 開始します。                 (相生山を愛する緑区民の会/P)

・ラブリーアースの「代替案」拝見いたしました。行き届いた内容で、共感しました。
 私たちは、広大な森が存在するのなら、その森が「ありのままに」存在し、その未来は森に
 任せていくのが一番だと考えているので、なるべく人の手は排除したいものです。
 森を何かのため(教育のためとか防災のためとか)にと大声で叫んで利用しなければなら
 ないのでしょうか。森の存在そのものが、もう役だっているのに。
 森の核心部は厳粛な場所だよね。人間も静かに訪れるのがいいよね。ヒメボタルを守る、
 といいつつ、たくさんの人手が入るとやがてはヒメボタルもいなくなる。
 出来上ってしまった「道路」もそのままでいいのでは。
 「道路」そのものが反省の材料になるよね。無理に利用し
 なくてもいいのでは、とも思います。
           (自然大好き市民の独り言)

・豪雨による大被害が続出し「異常気象は環境破壊のせ
 い」と多くの人たちが感じるなか「貴重な緑地を守ろう」と
 いう声は確実に周辺住民のみなさんの心に届くはず・・・まさに勝負を賭けるときです!!
 本気で守りたいなら、思い立った一人ひとりがなんでもやれることを自分の責任でやり尽く
 す!いまこそ火事場の底力を発揮しましょう!!          (名東区/宮永)

・相生山緑地の近くでポスティングの計画があれば、教えてください。参加します。
                  (弥富相生山線を緑地公園に替える会・天白/K)

・河村市長の言う「住民・名古屋の人にとって一番いい結論」・・・それは造りかけの道路が
 どれだけ地域の人々に利益をもたらすか、という考えのもとに判断をしていくというように
 思われます。
 相生山は、自然は、自然のもたらすものは、環境全体・地球全体にとって大切なかけがえ
 のないものであり、地域の利害という考えだけでとらえていくものではない、と私は思いま
 す。
 身近にある豊かな自然から、人びとは森の声を聴く楽しさを知り、森の生命にふれる歓喜
 を得ることもできます。誰でもが望めば与えられる、森のもたらす大きなもの。それをなく
 さないことが今を生きる私たちの役割ではないでしょうか。     (北名古屋/ケイコ)

・相生山道路に賛成します。
 野並交差点の通勤時間帯の大渋滞、周辺道路の抜け道による交通事故。
 提案書を見ましたが、ホタル、自然に目を向け過ぎでは。大きい通りがないため、周辺の
 道路を速い速度で抜けるクルマは大変危険です。また、徳重地域の発展により、さらに
 交通量は増加が予想されます。ホタルと、周辺住民の安全を天秤にかけるのであれば、
 道路工事に賛成です。        (匿名メール)


上記メールにラブリーアース事務局から返信  2014.8.27送信
  コメントありがとうございます。
  周辺住民、とりわけこどもたちの安全確保は大変大切なことです。今すぐに、(道路建設
  頼みにせず)有効な対策をこうじなければなりません。もう何年も「スグ手を打つ」こと
  なしに、「道路建設待ち」にしてきたとすれば、こどもや地域住民の安全を「道路建設の
  理由」にしているのでは、と不安に思うことがあります。
  現代社会では「いのちのたいせつさ」がないがしろにされていると思われてなりません。
  幼いうちから自然のなかで、いのちのいとなみを体感しながら子どもが育っていく環境
  が、もっと重要視される必要があると思っています。
  そこにすんでいる人々のことを思いやって車を運転する、そんな人間を育てることこそ
  が、根本ではないかと思います。そうした意味からも、わたしたちの身近な自然環境、と
  りわけ、さまざまないのちが豊かに息づいている森林環境は、できるだけ大切にしたいも
  のです。そのなかへこどもたちを案内できるからです。
  名古屋市という大都会の中に、奇跡的に残った相生山緑地。この今日的価値、未来的
  価値を、わたしたちはじっくりと考えなおしてみる時期だと思います。
  また、ご意見をお寄せください。
  相生山とどう付き合うのが、地域住民、名古屋市民にとって、よりよい選択なのか、一緒
  に考えていきたいと思います。

  少し反論させてください。
  ①野並交差点の大渋滞・・・はなくなっていると観ています。地下鉄工事中、野並のバス
  レーンがあった当時とは様変わりです。 ②緑地周辺の地理を見ますと、もし道路が開通
  し、計画どおり、1万台/1日の車が流れ込んだとしたら、相生口・相生小学校近辺、久方・
  相生山交差点、菅田橋~昭和高校前交差点などはすごい渋滞、危険が予測されます。
  そうなると、山根学区やその他の地域への入り込みは解消どころか悪化も考えられます
  。入り込みは、とりあえずは、他の地域でも実践しているように警察の取り締まり協力を
  依頼するのが最善かと思うのですが。いかがでしょう?      (事務局/古川)

・リーフレット、友達や知人に手渡しいたします。20部くらいは頑張れます。(緑区/かとう)

・人に説明するのは苦手ですが、集合住宅に住んでいるので、このリーフレットを配ることな
 らお手伝いできます。どうすればいいでしょう。            (緑区/沢田)

・皆さんの熱意が伝わって来ます。20枚は配れるかも。送ってください。(昭和区/Jun)

・親子で環境保全を考えるサークルに参加しています。メンバーに配りたいと思います。とり
 あえず、40部くらいいただけますか。               (天白区/MG)

・リーフ普及手伝います。なるべく顔の広い、大きい声の人に渡しますね。笑!(港区/青山)

電話にて、長時間ご意見いただきました。「道路を待望する」とのことです。主旨を紹介します。
・地域住民の苦労(車による危険性への対処)を知るべき。ボランティアで子どもを守ってき
 た。
・ホタル観賞ツアーなどといって山の中へ入れば毒虫など危険も伴う、何かあったら責任は
 とれるのか。自然のいいところだけ見て、キレイごとを言ってないか。
・道路を作る前ならともかく、ここまで来て中止はない。決まったことはやるべきだ。
・緑地公園にするというが、自分たちも責任もって関わる気があるのか。 (天白区/スズキ)


・相生山が緑地公園になり、自然観察の基地になればいいのにね。地下鉄が相生山まで来
 ているのだから道路は要らないよね。          (熱田区/Aqua)

・シンポジウム相生山の参加者です。両親やご近所の方に渡すことくらいはできます。相生
 山の自然を大切にすることに協力していきたいです。         (天白区/S.E)

・パソコンから印刷してお友だちに渡します。            (昭和区/千代子)

・コーティングしたのあれば、ポスターとして家の前に張るけど・・・。  
                  (弥富相生山線を緑地公園に替える会・瑞穂/いとう)

・リーフレット見ました。とてもいい内容と思います。沢山の方の賛同が得られる内容です
 ね。皆さんのご尽力の賜物ですね。応援しています。         (瀬戸市/y.k)
・姫ホタルの生息地を是非ともお守りください。毎年ホタル撮影を楽しみにしている天白区の
 老人より。

・相生山を愛でる一市民より
 相生山は子供たちの教育の場として、又増え続ける高齢者
 のための癒しの場として、市内の数少ない大切な自然の森
 です。小規模かもしれないが人の一生とは桁違いに何百年
 もかけてようやく育った森なのです。
 春は木々の芽が生きいきと伸び始め、間もなくスミレやツツ
 ジが咲き出し心地よい暖かさを感じます。夏は木陰で涼をい
 ただき、夜はヒメボタルの舞に感動させてもらえます。秋は
 ツツジ(シャシャンボ)の実や、ムクの木の実に舌つづみを打
 ち、冬は雪景色に出合うこともできます。
 生き物はトンボやチョウ、小鳥、時には猛禽類(タカ)も時々
 上空に姿を見せてくれます。
 そして何より嬉しいのは、この森を惜しみなく人々に伝えようと毎月開かれる観察会は、幼
 児から高齢者まで多くの方が見えています。
 どうかこの大切な自然の森を、可能な限り自然のまま、「そのままの森」、を次世代の子供
 たちへ渡せることを願ってやみません。     (相生山の四季を歩く会参加者・K)

8月31日現在 届いたメール・FAX・電話の一部を要約、紹介しました。(事務局)

 参考に 河村市長の定例記者会見 2014.8.25(月)
        ・名古屋市公式ホームページ 市長の部屋
        ・朝日新聞DIGITAL




 
■■ 
相生山緑地の道路代替案について ■■
 読者の方から「相生山緑地の道路代替案について」お便りをいただきましたので、ご紹介します。長文でしたので、了解を得て一部文意は変えない範囲で校正させていただきました。文中「ラブリーアースの代替案」については、最近の活動報告をご覧ください。画像は相生山緑地の8月の花と蝶です。

 私は瑞穂区の弥富通の近くに住んでいる者です。弥富相生山線の建設の動向は、大変気になっております。といいますのは、現在でも朝の渋滞がひどいのに、相生山方面の菅田橋を渡ってくる通勤車両が流れ込んで来ると、昭和高校前の交差点や弥富通西向きの混雑は、とんでもないものになると推察できるからです。
 前々から近辺ではそうした声があり、憂慮する者も少なからずおりました。ただ、表面には「地価が上がるから道路が出来た方がいい」という声が大きく出るので「困ったものだがどうしようもない」「相生山の道路反対運動が頑張ってくれて止まればいいのに」といった風でした。

 最近、昭和高校南の車線増設工事がされました。もしかすると、相生山線が出来たら渋滞がひどくなるという声を未然に防ぐための策ではないかと思っております。中根の知り合いが「無理やり車線を増やしたので、幅が狭く、歩道も狭くなって自転車の高校生が事故にあわんかしらんと心配だ」と言っていました。
 
 ラブリーアース様の「道路計画を変更して緑地公園に組み入れる」という代替案、その理由も深いところまで掘り下げられていて感心し、河村市長の考えに届いて、いい結果が出ることを期待していましたが、回答を読んでがっくりしました。私はカビの生えた道路計画という法が諸悪の根源で、敵味方なくみんなが踊らされていると感じているので、緑地にあとから割り込んできたこの計画を撤回させるのが一番だと思っています。

 私ごとですが、数年前に大病を患い、職を辞して隠居生活をしております。友人に誘われ健康のためにと思って始めた「相生山通い」のおかげで、今になって人生の柱ができたような感じでいます。
 相生山緑地の自然、植物や野鳥たちの多様性に感心し、あらゆるものの生き方から学ぶところ大であります。子供や孫には力及ばずですが、家内には得たものを伝え、楽しみを共にすることもできるようになりました。
 ですから、身に染みて「道路をやめて公園に」は正しいと信じられます。微力ではありますが、私でもお役に立てることがあるようでしたら、協力させてください。

                    名古屋市瑞穂区 N生 (匿名は編集部判断)





■■ シンポジウム相生山 7月20日 ■■
 7月20日 “こどもたちと一緒に 相生山の今を見つめ 未来の相生山を考えよう”
をテーマに相生山でESD実行委員会が「シンポジウム相生山」開催。
 幼児から中学生までのこども24人を中心に、参加者は94人。
 緑地の中に入って自然観察や竹やぶ整備体験、相生小学校体育館での「ヒメボタル かるた」や「竹とんぼ遊び」・・・こどもも大人も、みんなが楽しかったです。
 2限目は教室で、愛知みずほ大学の川瀬先生の講義「宝さがし」の結果発表会。分かりやすくて勉強になったと大好評!! 主催者代表の高岡さんからの「ヒメボタ ルの里構想」提案は「生物多様性」や「自然との共生」がテーマなだけに、限られた時間内での説明不足を心配していましたが、熱心に受け止めていただけました。20人近くの方が15時まで熱心に語り合い、その後の「予約」も入るほど。感激です。
  みなさんから提供いただいた 画像でまとめ ました。ありがとうございました。





■■ 西尾いきもの自然観察会 6月 ■■
 こんにちは 松山です。

 6月の西尾いきもの観察会だよりができましたのでお届けします。
 メインテーマはシダ。
 毎年、冬にシダを取り上げていましたが今回は、あえて暑い時期に設定。
 夏緑性のシダを新発見したいと思っていましたが狙いは外れ、お馴染みさんばかりでした。
 暖かい西尾では、夏にしか見られないシダは無い(ワラビとかゼンマイとか無い事もないの
 ですが)という事が新発見できました。
 次回、7月26日は、花や樹液に集まる昆虫をたくさん見たい観察会です。
 目が多いほど、やる気を出すほど、たくさんでます。
 暑いけど、皆さん是非、昆虫図鑑を持って来てくださいね。




■■ 相生山の四季を歩く会・7月13日 ■■
雨  5年目54回目にして
    初めて本格的な雨を体験。

・雨の相生山もいいものですね。(浩)
・雨の中でしたが、涼しくて気もちが良かった
 です。 (ひらの)
・雨に洗われた実や深緑をそれなりに楽しみ
 ました。 (I.S)
・雨の中でグショ濡れになり、気持良かった。
                 (トシ&ミキ)
・雨に濡れて歩くこともなくなっていましたが、久し振りに雨と親しむことができました。
                                    (ケイコ)

・雨に降られたのは初めてでしたが、これもまた楽し
 い山の中でした。緑が元気になり、私もリフレッシュ
 でき参加して良かったです。
・リョウブの花が雨にぬれて、さらに美しかったです。
                   (youko)
・雨も大したことなくてよかった。
・令法の花、きれいでいいにおいでした。 (久子)
・リョウブの花と出会えて良かった。1年を通して見ていきたい。(K)
 ・あの花どうなった、と探すのが面白かった。
  テイカカズラはどうなった? 
  ザイフリボクはどうなった?   (貢)
  テイカカズラの果実は?

    資料をご覧ください

種の中はどんなかな?

シャシャンボを覚えよう
雨でも平気な愉快な仲間たち

・資料が興味深い。
・ミズヒキの花の拡大がきれいだった。(U)
 
・蚊の多いのにビックリです。(ゆうじ)
 
・イヌゴシュウって何だろう? (H.M)




・マンリョウの花が見れた。 (久)

・ハギの花咲きはじめていました。
 秋になったら実がたくさん、たのしみにしています。
 特にサワフタギ。 (千恵)



・ミズヒキの花、顕微鏡で見せて頂き感激。
・キノコがいつもより多く見かけることが出来た。
・これからもなるべく参加したくなりました。
                 (H.E)


   今月のアルバムもお楽しみください

   今年は8月も歩きます。
   暦は8月7日が立秋。
   秋の七草の一、萩を愛でます。

   とはいえ、これから暑さ盛り。
   お元気でお過ごしください。 (Fr.)





■■ お便りをいただきました  2014.7.14 ■■
 ヤマナラシのお話を読んで以来、私の散歩のめあての1つが、近くの中学校のポプラの風に鳴る葉の音を聴くこと。

 ヤマナラシと同じく、扁平の葉柄を持つ葉の乾いた音を聴きながら、よく訪れていた公園のポプラを想ったりします。
 大きな一本のポプラのまわりを 実生で育った若木が幾本も取り囲んで、風が吹くと細い幹が根元から揺れ、大きなポプラは葉をきらきらと輝かせながら、大きく枝を揺らしています。

 大きなポプラと子どものポプラが、にぎやかにおしゃべりをしているみたい。

 私はポプラの学校と名付けて、その側を通るたびに、ポプラの学校のみなさんに、声をかけていました。

 もちろん心の中でですけど。

 ある日ポプラの学校を訪れると、子供たちの姿が消えていました。

 大きなポプラは、下から1~2mのところで切られ、枝もなく、まるで丸太のようになって立っていました。

 寂しくなった1本だけのポプラ。

 丸太のような木から、やがて幾本ものひこばえの細い枝が天に向かって伸び、それはまるで髪の毛が逆立っているようでした。

 その姿は怒りを持って人々を導くという、不動明王の憤怒の形相のようで、私は、今度は 不動明王と名付けました。

 近頃、街路樹のケヤキやナンキンハゼなど、美しく紅葉した葉が凩に舞う姿を見せる前に すっかり枝が払われてしまいます。
 落ち葉が舞う前に! なんという合理主義!

 20日の「シンポジウム相生山」の盛況を祈って。           by ケイコ




■■ ラブリーアースの山林  2014.7.7 ■■
 神渕の山、夏はオオルリ。谷合いに響きわたる鳴き声、時には頭上から。選木で残したヒノキの枝に、きれいなブルー・白・黒のすがた。朝から夕方まで一緒です。
 暑い夏でも緑が涼しい森の中。至福の時を満喫しつつ第一次間伐の後片づけをしています。
 

 最近の山林の様子を画像で紹介します。強度間伐で光が入って変わる林床。自然のたくましさ、実生から生育する植生の姿を ご覧ください。





■■ 
駒山整備10回目  6月22日 ■■
 駒山(愛知県豊田市)山頂部をおおっている孟宗竹を除伐し、ブナをはじめとした本来の森を回復させるための活動。悪天候にもかかわらず、遠路参加された方々からのレポート・感想をいただきました。



 2010年8月14日(土)1,000本の竹伐採を掲げて、ブナの成長を願って始まった駒山の竹伐り。大勢の方々の努力により、今年はブナが芽吹き、元気な本葉の成長に感動いたしました。竹の緑に代わって草本や幼樹が多く育っていました。みんなの力のすごさを感じました。   (Y.S)

  出がけから、しとしと降り続く雨の中をブナの赤ちゃん探し。とらぬ狸の皮算用でして、なんと目印の杭を4本もポケットに押し込んで、目を皿のようにして皆と一緒に探し回ったのですが、北岡先生の探しておいてくださったもの以外は一本も見つかりませんでした。
 最後に池田さんが育ててくださったブナ、本葉が二枚出ていて現地で育ったものよりやや大きめのものを3本、親木の樹幹のはずれくらいの位置に植え込まれました。しっかり杭で囲み、さあ終わりと思ったら、ちょうど雨の最中で親木の樹幹流が流れ落ちていたのに目を付けた鈴木さんが、シャベルでその水をすくって、植え込んだブナの根元に注いでくださいました。
 昼食には冷えたスイカやビワ等の差し入れに舌つづみを打ち、昼からも頑張ろうと思っていたのですが午前中で終了。
 去年伐った後に伸びている竹をにらみながら、帰ることになりました。   (渡辺)

駒山、一言感想です。
 ・あいにくの雨でしたが、そんなに気にはなりませんでしたよ。
 ・今日はいつものおしゃべりが聞こえてきません。 皆無言で目と手だけを動かしてブナの
  実生を探すのに一生懸命でした。
 ・勢力を伸ばしてきたニガイチゴの刺にさされイタッ、と思わず手をひっこめること度々。
 ・残念! 私は一個もブナの実生苗を探し出せなかった。殻斗はたくさん落ちているに。
 ・お昼に大きなスイカを割ってくださったの
  と、ケースいっぱいのもぎたてビワの差し
  入れに大感激。両方とも今年の初物。
  夢中でほおばりました。うーん、おいし
  かった!!
  寿命が75日×2延びた~。  (かすみ)





 松山です。22日の駒山整備に参加下さった方々、ありがとうございました。予想どおりの雨でしたが小雨ですみ、「ブナの芽だし探しと若竹刈り」何とか無事にできまして、うれしく思います。芽出しは、隊長が予め見つけてくれた5本以外は見つかりませんでしたが、これからの成長が楽しみです。 今後駒山へいかれた時は、このこ達がどうなっているか、また是非教えてほしいです。杭の残りは小屋へ置いておくようにしますので、またブナを見つけた方は杭をさしておいてくれるとありがたいです。

 次回は、12月6日土曜日に行います。

 このこ達の成長ぶり観察と、まだ残っている竹や新たにでてきた若竹を綺麗に整理したいと思います。まだまだ竹を絶やすには人出・時間がかかりそうですが、確実に進んでいます。是非皆さんのご協力をお願いします。

 ではまた、よろしくおねがいいたします。





■■ 西尾いきもの自然観察会 5月 ■■
 こんにちは 松山です。

 5月26日に行われました、西尾いきもの観察会のまとめを作成しましたので、
お届けしますね。
 判先生がとてもがんばってくれて、いろんな水生昆虫や生き物が、たくさん見られて
よかったと思います。
 次回は6月28日、長円寺から水路沿いにあがり、しだ、花、昆虫を、じっくり見ながら、
林道をゆっくり歩きます。 是非来てくださいね。
 この時期、木陰は、ブヨと蚊が大歓迎してくれますで、防虫スプレー用意しておきます。
 青色系のリュックや服は、ブヨを呼び寄せますので、避けたほうがよいでしょう。

 では、また、よろしくお願いいたします。




■■ 相生山の四季を歩く会・6月8日 ■■ 
 コース順に画像と感想を紹介します。 今月のアルバムと合わせてごらんください。

・相生山には関心を持っていて、この会は新
 聞案内で知っていたが、なかなか来れなか
 った。今日は楽しかった。 (初/守山区/T)

・サカキの花を初めて見ることが出来た。
・説明を聞きながら、のんびりとウォーキング
 出来ました。     (リピーター/南区/eiko)

・ヒメボタルが相生山に住む理由がよく理解できました。
・梅雨に入り蒸し暑く感じました。里山の木木にとっては一番良い季節になったと思います。
 水分を十分とって丈夫に育って欲しいと思います。      (常連/昭和区/I)
・ゆっくりお話を聞くことが出来ました。     (初/緑区/ふく)
・森林浴が出来た。               (初/北区/h)
・説明がていねいで、わかりやすい。4年ぶりです。   (リピータ/天白区/NK)
・1ヵ月後の花→実への変化がよくわかった。緑の中をウォーキングする楽しさ。
・ウスノキの実の美しい事。来年いっぱい実るのを楽しみにしてます。
                           (常連/名東区/はづき)


・テイカカズラ・ソヨゴ・サカキの花が見えた。
 ウスノキの実も見られた。あんなに大きく
 なるとは思いませんでした。今日もありが
 とうございました。
          (常連/北名古屋市/O)


・朝から暑くなったけど、森の中は涼しかった。
・ウスノキの実がきれいで可愛かった。
 形もおもしろいなと 思った。(常連/緑区/ま)

・サカキの花、野バラの香り、石器時代の話。
 キビタキ会えなくて残念。
 コゲラ遠目に見られた。(常連/南区/ワカメ)

・石器のお話が楽しくて良かったです。植物のお話
 もすてきでした。    (初/天白区/shi)

・相生山で遺跡があったという話は、おどろきであっ
 た。          (リピーター/天白区/H)

・石に何かロマンを感じます。説明が詳しく良い。
 木かげの良さ、涼しいです。(常連/春日井/O)

・石器時代のお話を聞き、出土品をみることができたこと。
 次回もお話を聞く機会を持って頂きたい。
                  (リピーター/瑞穂区/岡)

・古代石器、チャートの話、おもしろかった。
                   (常連/昭和区/純)

・1万4千年前の石器、そんなのがあちこちにあると
 は!
 大昔の人たちがその道具を使っていた時の風景
 は・・・と思うと面白い。 (リピーター/春日井/H.M)

・遺跡調査は根気のいる仕事ですね。わずかな石か
 ら大昔の暮らしや文化が見えてくる。
 すごいですね。不思議ですね。 (常連/緑区/久子)

・ウスノキなどいろいろあったのですが、最後に石器のお話はbestでした。身近にあるのが
 驚きでした。今日は草花のお話がなくて残念。   (リピーター/瑞穂/K)
・発掘のお話を聞かせていただき、相生山の歴史、地球の歴史に思いはせた。大変興味
 深かった。
 森に一歩足を踏み入れたら、14000~12000年も前の森への扉を開くことになりました。
 相生山に接することで、深く豊かな世界を知ることになった。 (常連/北名古屋市/ケイコ)


・先日はホタルの案内をしていただき、ありがとうご
 ざいました。ほんとに楽しかったです。
 石器の話もおもしろかったです。大昔の人がどう
 やって交流できたのか、想像するだけで楽しくな
 ります。相生山って興味がつきませんね。
            (リピーター/緑区/アカコッコ)


   夏本番はすぐそこ。暑いときは森に逃げ込もう。元気に、また来月。  (事務局/F)



 
■■
 中日新聞社説を読んで ■■
中日新聞6月6日朝刊社説「林業白書・・・百年一作に百年の計を」を読んで

 ラブリーアースの山林(岐阜県七宗町神渕)は、昨9月~今年の3月で第1次間伐を終えた。5回に分け19日間、間伐材は5回出荷、相殺しても62万円余の費用がかかった。相当な負担である。しかも、約2ヘクタールの山の1/3を終えたに過ぎない。
 作業はたいへんで、プロの技と機材がなければ伐採や材木の移動、搬出はむずかしい。素人山主が、間伐し、出荷するのは至難の業である。放置された人工林の手入れが進まないのは当然である。材木の価格の低迷も拍車をかけている。

 この国の林業について少しずつ注目されてきてはいるが、まだまだの感がある。
 都市に住む人々も何かのキッカケで体験することがあればわかってもらえるが、そんな機会も少ないのが現実である。
 やはり、国や県の支援が必要だと思う。林業にかかわる人を増やす政策により、山間地もよみがえる。予算をどこにつけるか?例えばリニアの環境破壊は膨大で、むしろこの建設をやめて山林整備に向けられないものかと思う。
 林業白書によれば、“国民や企業の寄付、ボランティアに期待している”とあるらしいが、まず国がどうするのかということだろう。

 国民としては、国産材をつかって建築する。日用品もプラスティックなど石油製品は抑え、木製品を使う、燃料など生活方式を考え直す必要もあるだろう。もっと木を使おう。山はお宝であふれている。利用しない手はない。
 この国は地理的気候的に森林資源にめぐまれている。歴史的に、森林と共存することで存続してきた国である。

 都市の人も山に出かけ、山のすばらしさをもっと知ろう。いい空気、たくさんの植物、鳥、動物、森林の大切さがわかると思う。私たち人間のいのちを育んでいる、水・森・たくさんの命、そこから始まるような気がする。


                       ラブリーアースJapan代表 古川てる子

     社説は こちら




■■ 
西尾いきもの自然観察会 ■■
こんにちは 松山です

いつも西尾の観察会に参加して、熱心に写真を撮ってくれる竹内さんが、素晴らしい
まとめを作成してくれました。
自由に使ってよいと言ってくれたので、皆さんに配信いたしますね。

では、またよろしくおねがいいたします。   こちら




■■ 名古屋市内在住のR.Oさんからの投稿 ■■


■■ 相生山の四季を歩く会・5月11日 ■■


 ・毎月変わっていく相生山の自然を大切と、
  今月も参加してリフレッシュできました!!
           (トシクン・ミキタン)





 ・花が咲いている木をしぼって観察できた。
                (みかん)
  ・ハリエンジュ、エゴノキの白い花がきれいだった。(Itoh)
  ・エゴノキの花が良い時季に見れた。(久)
  ・エゴノキ、イボタノキ、サワフタギ満足でした。
   この季節の白い花すてきでした。(千恵子)
  ・新緑ウォークが出来た。血液サラサラになった気がする。
  ・エゴノキの花が美しかった。(T.K) 


  ・エゴノキの話やオシベ、メシベの話が
   おもしろかったです。(Q)
  ・アオハダ、タカノツメの♂花♀花のちがい。
                   (おち)
・オスの木、メスの木、シロシタホタルガ等、
  興味の範囲が拡大した。 (誠)
 ・アオハダの説明詳しいのが良かったです。
 ・木かげが多いのが非常に助かります。
                  (Y.0)
 ・新緑の美しさと色々の植物の一番成長
  いちじるしい生命力を感じました。(洋子)
 
  ・オオタカを見た。 (M.S)    ・ウスノキの実が少なくて残念。(純)
   ・ツクバネウツギは和製ジャスミンの香り。(ワカメ)
   

 ・ひかり輝く新緑と晴天に恵まれ、心地よい
  時間を過ごすことが出来ました。
  里山ってイイナー!!
 ・スイカズラの匂いと花はとっても気に入り
  ました。 (修三)
 ・エナガ 見れました! シジュウカラも。
 ・スイカズラの花がやさしい香りしてた。(久子)
 ・スイカズラの白、黄の花の姿と味がわかった。
                     (H)

  ・今日は私が参加してから、一番の人数でした。みなさん自然に接したいんだなぁ~~。
   私もですが。ありがとうございました。  (youko)

  ・草花だけでなく、昆虫、鳥、詳しく説明して頂きありがとうございました。
   参加者も、児童から老若男女、楽しいです。 (青ちゃん)
 
  ・にぎやかな鳥の声、様々な花のにほひ、風の音。にぎやかだけど静か。太古の昔に
   つながるような静寂を感じました。 (ケイコ)
 ・少し知識がふえました。
 ・ホタル情報も役立ちそうです。
                (Sz.)

 森でランチのあと、
 「相生山でESD ―― 陸貝調査」の2回目の
 研修をやりました。
 5月24日 お待ちしてます!!





■■ 
西尾いきもの自然観察会 4月 ■■
 こんにちは、西三河自然観察会の松山です。

 4月26日の観察会のまとめ を作成しましたのでお送りいたします。
 やはり春は花がとても多くてよいですね。
 虫も色々でてきました。
 個人的に一番印象に残ったのは、カメムシの臭さでした(笑)。
 次回、5月24日は、判先生が水辺のいきものについて、楽しくやってくださるので
また是非ご参加ください。

 よろしくおねがいいたします。


■■ 相生山の四季を歩く会・4月13日 ■■

・ヤマコウバシの枯葉と新芽を見て、
 季節のうつろいを感じます。
           (常連/伊藤)
・「相生山の四季を歩く会」の1500人目に
オーアタリ!相生山の四季に愛されている!
と思いました。 (常連/ケイコ)

・芽吹き、花どきの植物をたくさん見られ、季節
 の進み具合を実感できた。空気澄み気持ちよ
 かった。若返った気分。(初参加/栄)

・ザイフリボクの花を初めて見た
              (リピータ/M.H)
・ザイフリボクを再認識(常連/H)
  ・アズキナシとザイフリボクの花を覚えたのが良かった。 (常連/杉)
  ・とても楽しく、自然の樹々が大好きでしたが名も知れず、詳しく説明してくださり、
   とても良かったです。     (初参加/加藤)
  ・少しずつ花や木の名前を覚えてきました。とても嬉しいです。  (リピータ/t)
 
  ・ウスノキの花はとってもカレンで美しかったです。(常連/修)
  ・ウスノキの花、じっくり見たのは初めてで感激。(常連/KW)

  ・ウスノキがかわいかった。
   森の中で鳥の声が聞こえて
   気持ち良かった。(常連/松)

・コナラの新緑 すきとおるようできれいでし
 た。何も考えずに、ただ息をして歩いてい
 ました。体がスッキリしました。(常連/平の)

     

・コバノミツバツツジ゙の群生があること
 を知りませんでしたので良かった。
            (常連/純)
・毎月変わっていく自然を娘と、
 今回は父も参加出来、次回も
 参加します。(リピータ/トシクン)

 ・すべて良かった  (常連/正)

・万歩計→3878歩です。2326.8m。
 因みに1歩が0.6m計算です。
           (常連/O)
・いつまでも、相生山の自然と「歩く会」が続いていくといいと思います。(常連/Qちゃん)

     来月は 初夏の森の中 みんなが 光る風になりましょう〈編集部/F〉




■■ 
「もんごりなら通信」紹介 ■■
   瀨戸自然の会発行の「もんごりなら通信」に、相生山の四季を歩く会の記事が
  掲載されました。   こちら をご覧ください。



   ■■ サポーターのS.Mさんから「相生山とESD」について
                    投稿いただきました。紹介します 
■■

       相生山とESD       by S.M

 11月に名古屋でESDユネスコ世界会議が開かれるそうだ。ESDとは、“Education for Sustainable Development”の略称で、日本語訳は「持続可能な開発のための教育」とされている。 何だかそのままでは意味がよく解らない。 問題は“development”の真の意味するところ。

 名古屋市という日本第3の大都会の東部に相生山緑地がある。広さ123haの自然のままの緑地で、すぐ近くを数年前に開通した地下鉄が走っている。そこには市内ではほとんど見られなくなった植物が残っていたり、ワシ・タカ類が餌場にしていたり、有名なのは国内でも最大規模のヒメボタルが群生していることだ。
 そんな訳で、いくつかの市民グループが自然観察会を行ったり、ヒメボタルを守る活動を行ったり、竹林の整備をしていたりする。市内外からの老若男女(幼児に至るまで)が訪れて自然を楽しんでいる。

 この場所に「弥富相生山線」という市道を通す工事が2004年に着工されたが、道路建設反対の市民の声を反映して、4年前に河村市長が工事の中断を決定した。そして現在も、中止か再開か決着はついていない。この秋までに住民の意向調査を実施するという。

 市の道路建設課によれば、半トンネル式の道路の上に土を被せ植林したり、道路を横切る動物用の通路を造ったり、全国で他に例がないほど環境に配慮していると胸を張っている。正に「持続可能な開発」のモデルケースであると言わんばかりに。   
本当にそうだろうか?
 戦後70年になるわが国は、もう充分に経済発展をした結果、狭い国土には未開の地はほとんどない。 経済発展のための開発は、充分環境を破壊してきた。
 今は、自然を犠牲にしてきた時代から足を止め、ふり返り、いかにこれ以上自然を破壊することなしに、今ある自然を子や孫に遺してやれるのかを真剣に考えるときだ。

 人間はこの地球の生態系を構成する一員でしかない。地球は、すべての生態系を構成する生き物たちによって支えられている、という重大な事実を直視し、理解することが大切であると思う。  
 “development”は経済発展の意よりも人間の本当の意味での豊かさ、幸せへの発展・成長という意に理解する。

 相生山分断の道路工事によって、地中の水の流れの変化・乾燥化によるヒメボタルの餌となる陸貝の減少、そしてヒメボタルの減少に至ると、専門家も言っている。
 道路完成後の車の通行による振動・排気ガス・ライトなど、すべての動植物に影響がないと誰が断言できようか? “sustainable”でありえようか?
 トンネルの上に土を被せ植林し、「ハイ、 これで元通りの環境が保たれています」という欺瞞・奢り。
 そんなことが言える人達にこそ本当の「持続可能な生態系豊かな発展のための教育」が必要ではないだろうか?

 名古屋工業大学の堀越教授が「街に緑を増やして、河川沿いに海からの風の遡上で、名古屋の夏の暑さを解消しヒートアイランド現象をなくそう」と名古屋まちづくり公社名古屋都市センターと共同研究している。
 県も市も緑を増やして生態系豊かな街を!と呼びかけ実践しようとしている。
 そうしたことと、今さら相生山緑地に道路を通す計画を続行することとは矛盾しないのだろうか?

 「持続可能な、生態系豊かな発展のための、教育・啓発」が、我が国にとって本当のESDの意味だろうと私は信じる。

(画像は相生山での観察会や道路見学会にて:編集部)


■■ 相生山の四季を歩く会・3月9日 ■■
スタートから順に ご案内します


   ・寒い寒いと言ってる間に
   木々が芽吹いて、すみれなど
   花が咲いて春ですよ (久子)




・毎回歩くところは同じでも草花が違う顔で
 出迎えてくれ楽しみです。(としくん)




 ヒメカンアオイの花を探します

・ヒメカンアオイの花のかわいらしさ(佑)

・ヒメカンアオイの花を知ったこと、目立たない所にちゃんと咲いているんだなぁ~~と感動しました。(youko)

  ニオイタチツボスミレの株と蕾

  ・スミレが見えた (久)

  ・ついどこか遠い名のある所に行きた
   いと思ってしまうのですが、近くでも
   充分自然にかかわり、いやされると
   改めて感じました。 (youko)


ヒサカキのにおい 雄花と雌花

・春の山の香り、姫榊の香りだったのだと知りました。(kei)
・においに関しては、あいにく花粉症で少しのみでした。(I)
・ヒサカキの花はあまり好きではなかったのですが、よく見ると花はきれいですね。
                                 (youko)

案内人のおすすめ ウスノキ
  ・ウスノキ、ホトケノザ マジックにかかった
   みたいにきれいです。 (久子)

  ・葉芽とツボミに興味をおぼえた。(浩)

  ・一人では気づかない花や芽を細かく見れた
  ・シジュウカラも割りと近くで見れた(Ho)

    


    雪の伊吹山を遠望して 小休止








マキノスミレ 一輪 見っけ!





  ・折戸さんの理科教室 最高(久子)


  ・雑草(と言ったらかわいそうです
   が)の花もよくよく見るときれい
   ですね。     (youko)


コナラの下で アンケート記入のお願い
   



いつものように
ここでランチの
午後の部参加者

・花の頃にばかり関心を寄せることが多かったのですが、冬の芽の姿美しさに
 気づかせてもらい、次はどうなっているのか、次に見るのが楽しみになった。
・季節の動きと生物・植物の動きが実感できた。      (ケイコ)


午後の部は12:45スタート

   お母さんと小学生の娘2人も
   加わって緑地南部へ
   超ハードコースに挑戦

   ヒサカキは「牛ふんの臭い」
   森の生き物シリトリ
   木の実・草の実 集め
   ナイショの「ひみつの花園」
   にぎやかに おつかれさま
   bye-bye 15:00

    この日のシンボルツリー・コナラの冬芽の様子です



   ・葉とツボミが次回どの様に変化しているのか見るのが楽しみ(浩)
   ・今後も娘と予定さえ合えば参加します!! (としくん+みきたん)

   楽しみな 春まっさかりの次回  さて1500人目はどなたでしょうね!




■■ 
名古屋市天白区相生山「現地を歩く会」   3月1日 ■■
   市道弥富相生山線を考える市民の会より、案内が届きました。

     先回に続き、「中断中の道路建設予定地を歩く会」を企画しました。
                (添付:相生の森通信6)

    3月23日(日) ・13:30~(オアシスの森)相生口集合
             ・15:00~意見交換会(相生コミュニティーセンターにて)

       *自然を分断する道路建設の実情がよく分かります。
         皆さんにお声をかけていただき、お誘いの上、お越しください。




■■ 
西尾いきもの自然観察会  3月1日 ■■
 こんにちは、西三河自然観察会の松山です。

 2月の観察会だよりができましたのでお届けします。
 何かと忙しくて、この1年ほどは観察会だよりをさぼっていましたが、また頑張ります。
 多くの方に参加頂いて、嬉しいかぎりですが、マンサクが咲いているかとても心配で、
 何とか最後にみられてよかった~!
 今年はマンサクは咲かない年のようですが、皆さんのフィールドではいかがですか~?

 来年度の西尾いきもの観察会の予定表も添付しますので、皆さんのスケジュールに
 入れて 是非ご参加下さいね。
 西三河自然観察会の予定表も添付します。
 こちらも一般参加大歓迎ですので、気に入った所をチェックし是非来てください。
 春はもうすぐ、いろんな花がまた見られると思うとワクワク。

 またよろしくお願いいたします。




■■ 相生山の四季を歩く会・2月9日 ■■
雑木林の高台から向こうの
山並みに飛翔するタカの姿を
追います

「どこ?どこ??」
「あの高い梢から、今、右へ上がった!」
「分かった!あれ何?」
「オオタカとは違うハイタカだねえ。」

にぎやかな声が
聞こえますでしょ・・・。
   今度は

    散策路の低木の枝から枝へ
   ジョウビタキのメス

    双眼鏡かまえ
   並んで息をひそめます

シジュウカラ?
メジロ?
鳥の声に枝先
見上げて
ウスノキの
赤い芽
のぞき込みます
    
アオハダの短枝
冬ならでは
あらためて


冬芽観察のポイント解説

「今、望遠鏡に入れるから待っててね」


タラノキ

ゴンズイ

クスノキ

ヤマコウバシ



初参加の方の声を中心に アンケートから

・雪景色が見れた。(久)

・長時間の散策できて満足です。
 ありがとうございました。(池)

・芽にもいろいろあり、難しかった。
               (杉)

・裸木の状態ではわからない木の名が
 説明していただき良かった。(R.T)

・ゆっくりくわしく説明していただいたので
 メモをしている方が多くて、びっくりしました。感激しました。 (k.w)


・説明がくわしく楽しかった。自然を残してほしいです。(いとう)

・幼少から親しんだ・・・というかあたり前の環境、お話に共感しました。道路、便利
 より、不便を選びます。 (ワカメ)

・都市近郊の自然の観察が出来た。
 自然を残して欲しい。(泉)

・冬の里山の楽しさを知りました。
              (t.k)
・四季折々の草木の姿の変化を観察した
 いです。  (マモル)

・道路を作ると修理も必要です。私の田舎では役場で金が無くて、住民が重機を借りて
 修理したりしています。先々のことを考えてほしいと思います。 (松久)

・寒い日がつづいたあと、よい天気にめぐまれ、体と心と元気になりました。
 御嶽を見て、また今年も山にも登り、自然の中ですごす時間をもちたいです。
 こんな気持ちにしてくれる、相生山大好きです。 (千恵子)


タカノツメの落ち葉の
甘い匂いに混じって

ヒサカキの花が
ほのかに匂った気がしました

   もう少しで
   今年の春が
   めぐってきます






■■  名古屋市天白区相生山「現地を歩く会」 1月26日 ■■
 1月26日、名古屋市天白区相生山「現地を歩く会」(主催:市道弥冨相生山線を考える市民の会)に参加された方からよせられた感想です。  画像はラブリーアース事務局撮影。


 環境に配慮した道路ということで作ろうとしているようだが、下山畑の方から入るシェルターの上のみ100mくらい盛り土をして木を生やしていて、いかにもという感がする。しかし、あとの平面の部分は空が見え、空気はいい、気持ちいい・・・ということは、森が分断され、乾燥して、さらに車が走れば排気ガスは直接、森や人家へ流れていく。環境にいい道路だとは、とても言えないということが良くわかった。(南区/t)


 先日はお疲れ様でした。いろいろ勉強させて頂き、有難うございます。
 地元の参加者の中に「今まではここにホタルがいる事はできるだけ内緒にしていたのに、自然観察と唱って段々と山へ入る人達が増え、かえって要らぬ所まで道が出来たり、車が増えたり、山が荒らされていくように思われる」といった意見があったことに憂慮するものです。
 でも、何はともかくも、今、その自然がなくなってしまっては、元に戻す事が不可能になります。
 既に企業優先(経済的利益優先の生活者)である=自然で飯は食えない!と謂わざるを得ない大人達より、これから社会を担っていかなければならない子供達に、適切な教育者が【経済の前に命の大切さ】を説く自然教育がなされなければ、何ら変わっていかないのでは、と考えさせられました。                         (中村区/チヨ)


 参加して、ますます、この道路は相生山の生き物や植物には良くないことが判明した。
 まだ出来てないところも、道路になれば、森の中に空間ができて同じようになってしまう。
 今まで出来てしまった所は、中止ということになったら、早くアスファルトだけでもはがし
 て、土に返して欲しい。植物はすぐに生えてくるから。それが一番いいと感じた見学会で
 した。   (緑区/I)


 ~歩きながら人から聞いた感想と自分の感想です~       (天白区/M.K)

 ・こんなに立派なものをよくも作ってしまったなあ! 計画や着工などの時点で、後々のこ
  とや予想される情況の変化などをきちんと考えぬいていれば、こんなムダなものを作らず
  に済んだのに!!とあらためて残念。

 ・道路建設課の方の説明は、どれも中途半端で説得力に欠けた。全線はともかく着工区
  間が既定以下の距離だからアセスの対象外だとか、工事済みの所にホタルがいたから
  環境への影響は少ないのではないかとか、道理や科学とはおよそかけ離れた話ばかり
  だった。納得いくように聞きたかったが、時間が足らなかった。

・8割がた出来ている、といわれているが、それは予
 算の8割使ったというだけで、道路は半分もできて
 いないという感がした。相生山の一番大事な部分
 にはまだ手が付けられていない。騒音や汚れた空
 気やゴミやコンクリートの塊を頭上に、自然の中を
 歩くなんて耐えがたいことだ。今なら、かろうじて
 まだ間に合う!思いを強くした。

 ・マスコミも各社たくさん来ていた。なのに、普通に変だと思うことを、なぜ報道しないのだろうか?
多くの人はなかなか現地まで来れません。代わりに 、事実や市民の率直な声をありのまま伝える義務があると思うのですが・・・。
 未来に後悔しても始まらない。責任を果たして欲しいと思います。





■■  投稿がありました 1月22日 ■■
  「相生山の四季を歩く会」の事務局に届いたお便りを紹介します(画像は
  直接関係ありません)


***********************************

いつも大変お世話になっております。
先日、教えて頂いたシャシャンボの果実酒を作りました。数か月後を楽しみにしております。寒さ厳しいおり、お体にお気をつけて下さい。(昭和区/I生)


相生山がもう生活の一部になっています。
今もいつものようにメジロやシジュウカラ飛んでこないか耳をそばだてながら、双眼鏡をそばにおいてメールを書いています。2月の歩く会楽しみにしています。(南区/千)


 12月の相生山でのことを友達にメールで「紅や黄色に彩られた森を歩いたり、森のランチパーティではシャシャンボという木の実のジャムや炒った椎の実も食べたのよ」と話したら、

 「なんだか素敵!“14匹のランチパーティ”なんていう いわむらかずお の童話になりそうね」とのお返事。

 かつて小さかった子どもたちと読んだ童話の世界へと空想が広がっていったようです。森は行かなかった人にさえ、幸福な時間を届けてくれます。

 1月10日、こう書いて日曜日の観察会を楽しみにしておりましたが、11日の朝、父の
急な訃報を受け岩手に向かいました。
 初七日までの慌しい日々の中続いた、降りみ降らずみの雪が寂しい風景を美しいものにし、狐や兎の歩いた足跡を形づくる、そんな故郷の風景を見てどれだけ慰められたか知れません。

 人間も最後は自然に還っていくものと思えば、できるだけ美しい自然の中に還りたいものです。




 2月の観察会楽しみにしております。
               (ケイコ)





■■  「市道弥冨相生山線を考える市民の会」からご案内が届きました ■■
画像をクリックすると大きくなります







■■ 
サポーターのRicoさんからのお手紙を紹介します 2014.1.17 ■■

    “ほんとうの幸せ ―美しいもの、大切なもの― は
     身近にあった”           ~青い鳥~

      今日は、そんなお話をひとつ。

「相生山?あまり面白くない山ね。地元の人は案外皆、そう思ってるんじゃない?」
団地で生まれ育ち、相生小学校に通い、遠足、冬のマラソン訓練、放課後も相生山で過ごしたという友人の言葉。 
「・・・へェー・・・そうなんだ・・・。」と私。




      ひとりごと
 町のまん中に、いきなり雑木林(123ha)が広がる光景。 それがまず珍らしい!!
 その緑地が整備された都市公園でなく、スポーツ施設でもなく、美しい樹木や草花の植栽された場所でもない、自然観察の森でもない・・・かといって、放置されるがままの雑木林でもない、あるのは・・・何となく人の気配の感じられる、ただの雑木林・・・・!!
 これって、もっと珍らしいのでは?!

 そして、一番の魅力は、その雑木林を楽しみに大勢の人がやってきているところ。
 散策、森林浴、ウォーキング、自然観察、保全活動、農作業・・・。
 枝道の多いことからも、大勢の人が山に入っていることがわかります。

 私も「相生山の四季を歩く会」に参加させていただいて、変わることなく繰り返される季節の変化や、大勢の人との交流を楽しんでいる者のひとりです。

 私は転勤族でいろいろな所に移り住みましたが、名古屋のように都市のまん中で普通の自然が楽しめる所は他にありませんでした。
 夏、榮から地下鉄に乗り、相生山駅で下車するとホッとします。涼しいのです。

 森は騒音を吸収し、鳥の声、風の音、雨の音・・・を際立たせる、空気を清浄に保ちます。
 夏の暑い日、風の吹きぬける道があります。
 木枯らしの吹く日、陽だまりを作ります。
 野鳥の渡りの中継点だったりもします。

 あまりにもあたりまえすぎて気づかないけれど、私たちは相生山から、目に見えない形で恩恵を受けているのだと感じます。
 名古屋市民は、環境に恵まれている! 「青い鳥」は身近にいるのです。


さて・・・。
「相生山は面白くない」という友人に、
どう伝えようか?








■■ 
名古屋市緑区の読者の方から、投稿いただきました 2014.1.14 ■■
 12月の「相生山の四季を歩く会」の「問題提起」を無粋と、ありましたが、おおいに語っていただいて大丈夫。人の生活と切り離して考えることのほうが無粋ですよ。ホームページ拝見しました。
                 相生山道路建設のことで

 わが家の裏手にある滝の水緑地も3年くらい前に、道《名二環・国道302号》で分断され、半分ほどの広さになりました。緑地は野性味を失い、乾燥化がすすんだように思えて残念です。
 道路一本できただけなのに、風景は一変。道向こうは別の町のようで、気がつくとほとんど行かないようになり、その心理的な影響にも驚きました。
 ですが、一方で道路ができたおかげで高速道路にも早く出ることができ、どこへ行くのも楽になり便利に使っています。

 12月20日、大狭間湿地(豊明市)の整備があり、湿地すべての刈り取り作業をしました。作業中、アシの茂みの中に手のひらに乗りそうな小さなカヤネズミの巣がありました。その周辺だけ刈り残してきれいに刈り込まれ冬支度の整った湿地を見ながら、湿地保全のために追いやられた生き物がどれほどいたことだろう・・・。

 身近に302号ができただけで自分の生活圏が分断されたように感じてしまうのですから、小さな生き物への影響は測りしれないものがあります。
 湿地は、この地方ではひと昔前まで、あちらこちらで、できたり消えたり自然に遷移をくり返して存在してきました。でも今、不自然な保全活動をするのは、その環境が失われてしまっているからなのです。

 相生山緑地も同様です。今ある自然は、保っていかなければ失ってしまう。道路一本といえど生態系への影響は、はかりしれません。渋滞の緩和、防災、通学路の安全確保など、切実な問題は何とか他の手段で代替できないものでしょうか。

 私たちは建設するにしろ中止するにしろ、結果を受け止めなければなりません。地域の方だけでなく、広く多くの人が意見交換し、充分に検討がなされた上での決定なら、みんなが受け入れることができるのではないでしょうか。        T.N





■■ 
ラブリーアースの山林体験 1月13日山仕事始め ■■

昨年の夏~秋、年末に間伐が終わった区域の、すっかり明るくなった林内で後片付け。
朝のうちは、キラキラ舞い雪・・・・

出荷不可能な幹・枝の玉切り→まき割り、
枝葉の整理整頓→焼却作業など。
いろんな仕事 ぼちぼつペース
やった分だけ 片付くのが見える!

野外活動は全く初めての人も、
焚き火の番人や枝揃えのナタ打ち、
薪割り体験に挑戦。




2013.12.20






そして、焚き火を利用しての
恒例の鍋昼食。

昨年の「豚汁」「芋煮」「粕汁」「おでん」
「ぜんざい」に続いて、新年は「雑煮」。
加えて「鮎の塩焼き」思いがけない
差し入れ。超ゴーカなランチタイムを
たのしみました。

「山買って山仕事している名古屋の人たち」の
噂を聞いて、地元の人が待ち受けていたり、

初参加の人が「楽しかった!今度うちの息子
誘ってみる」と言ってくれたり、

新年早々 嬉しい幕開け!! になりました。
                (事務局/F)



■■ 相生山の四季を歩く会・1月12日 ■■
画像と参加者アンケートの声(原文ママ)でリポート お届けします
・ザイフリボクの冬芽は何度見てもすてき。
 赤い 芽に白い毛は貴婦人の襟巻き。 (か)
・ユズリハ、ヒメユズリハの違い
 ザイフリボクの冬芽を知ったこと
 野鳥に親しみが持てたこと (Y)

 
・一月とは思えない程の暖かさの中で、
  のんびり鳥も探しながら歩けたこと。
  体調も多少良くなった気がする。(Ho)


・果実酒ごちそうさまでした。風味―カスミザクラ、甘味―キミズミ、薬草風―サルトリイバ
 ラ。ジャムも美味。 楽しい観察会 ありがとうございます。 (青チャン)
・色々 お酒の味が楽しめました。 (花)
・果実酒は大変おいしかったです。自分でもガマズミ、シャシャンボの果実酒を作ってみた
 い。いろんな果実酒を作ってくださった方に感謝します。 (S.I)
 

・お酒は飲まなかったけど、ジャム・いもきんとん、おいしかった。 (久子)
・シャシャンボのジャム、羊かん 一番おいしかったです。 (ひらの)
      ・新年会でいろいろ試飲、お菓子も。ごちそうさまでした。(村)


・人も増えてきて、特に小さなうちから
 興味を持てることはすばらしい。(チヨ)



・今朝の朝日に「大自然におじゃましている身」
 という言葉がありました。大自然におじゃまし
 ている人間です。
 これ以上自然をこわす「車道」は、ご容赦願
 いたい。(W)

・冬の森の楽しみ方がますますわかり、
 寒い時期でも森を歩きたい気持ちになり
 ました。
 今日も元気をもらいました。 (洋子)







  

  

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