ホーム
ラブリーアースJapan
について
ラブリーアースの森
活動報告
名古屋市への提案
ご案内
森のひとり言
散歩道
ひろば
関連リンク
お問い合わせ


ひろば
■2008年
■2009年
■2010年
■2011年
■2012年
■2013年
■2014年
■2015年
■2016年
■2017年
■2018年
■2019年
■2020年
■2021年


 ひ ろ ば (2011年)

■■王滝村森林係長の田中さんからメッセージが届きました■■
  ラブリーアース Japan 様

  今年も1年間お世話になりました。
  市民の皆様が少しでも王滝村を訪れて
  水源の森が自分たちの資産であることを
  認識していただけたら幸いです。

  来年も王滝day宜しくお願いします。
  皆様に宜しく

  良いお年をお迎えください。

  長野県木曽郡王滝村 産業課 林業係
    係  長   田 中 明 彦




■■ 駒山の竹伐採・第5回 2011.12.18(日) ■■
           *********感想のメールを紹介します********

師走の寒い日、駒山は雪が舞っていました。でも、夢中になってやったので、体はポカポカ汗ビッショリになりました。4時間ほどで、けっこうたくさん切ることができ、山も心もスッキリしました。
地面から1mで切る方法を試しましたが、春には水を吸い上げて枯れるということなので成功するか楽しみです。                (Tr-153)
        

神谷です。
駒山活動お疲れ様でした。
駒山での竹伐採・自然植生回復活動に楽しく参加しました。
北岡先生、松山さん他、多くの参加者が積極的に活動し、大変気持ちの良い汗を流しました。
昼食には温かい鍋や薫製を頂き、事前準備や当日の活動したメンバーには感謝しています。小雪の舞う中、オカリナ演奏もあり、充実した1日を過ごすことが出来、次回も参加しようと考えています。
これからも宜しくお願いします。


駒山ありがとうございました
まず竹専用の鋸があるとは知りませんでした。この鋸のおかげで、とても無理だと思っていた竹をなんと、ギコギコギコバサーッと倒すことができました。このときのスカーッとした気持ちよさをもう一度と、数本伐りましたがほとんど中吊り、北岡先生がきれいに整理してくださいました。来年?はもう少し要領よくやります。
寒い中での熱い豚汁は最高においしかったです。          (渡辺)
           


人の去った後、
そこにもともとなかった竹が生い茂ったが、
そこにもともといたであろうメジロやカモシカ暮らしていた。

もともとあった自然を求めて竹をとりのぞき、
次にそこに暮らすのは、
そこにもともと暮らしていたさらに多くの生き物であってほしい。

その集まった人々の優しさ・謙虚さに触れ、
自分もかくありたいと心に思う。

日々の忙しさに、ついつい家族に言いすぎてしまうとき、
この気持ちを思い出したい。            (mom)
           


・駒山の竹は、東谷山と同じ種のモウソウチクなのに、葉っぱの量が多かった気がす
 る。
・あと、予想よりも、竹の重さが、おもかった。
・間伐の時、雪に交じってふってくる、白っぽいような茶色っぽいようなものが何だった
 のか、気になっています。         (yossie)


大勢の力は素晴らしい と改めて思いました。
広い面積の竹を伐採できたのも 大勢の力の成せる技なのでしょう。
微力ではありますが 今後も参加致したく思います。     (片桐)


ヤマルリソウが咲いていた5月の筍の時期と、雪の日の今回で2度目の参加です。
先回は家から持って行った道具がすべて役に立たなかったのですが、今回は松山さんに教えてもらって買った枝切りばさみが大活躍。 面白い様に楽に切れました。鋸は、なかなかコツが解らず10回程続けて切って、やっと解りかけた時には息は切れるやら(どうも切っている最中に息を止めていた様で)腕はブルブルしてくるやら、でした。

腰痛で最初恐る恐るだった主人は、皆さんの仕事ぶりに引き込まれて夢中で仕事しているうちに腰痛だった事を忘れ、2日経った今日でも何ともなく不思議にも治ってしまった様です!!(荒治療ってあるんですね)
廃寺の裏庭で仕事していて2つの発見がありました。 使えるトイレと大きな葉に白い条のミヤコアオイの1株があったことです。

美味しい暖かい豚汁と優しいオカリナにすっかり満足し、疲れよりも、皆で仕事した楽しさが思い出となった一日でした。        (美)
            


雪の駒山 冬まつり

にぎやかだったのは チェンソーの音だけではありません
老若男女 息を切らして にわか勇壮 山仕事師

お昼の鍋に あまたのさしいれ
エーデルワイスのオカリナも

歓声
掛け声
叫び声

駒山さまの 冬まつり        (y)


駒山へ参加してくださった皆様・・・・・全員で24名でした
本当にありがとうございました

皆さん元気で 怪我もなく無事終了
思ってた以上にはるかによく伐り進められて すごくよかったです

寒い中 オカリナの素晴らしい演奏を聞かせてくれた博美さん含めフレンズの3名の方3時間も煙の中で 燻製まで用意してくれて ありがとうございました
おいしいとん汁を用意してくれた 相良さん ありがとうございました

チェンソーでばたばた切り倒してくれた方々
それを一生懸命枝落としして 片付けてくれた方々 ありがとうございました

本当に皆さんのおかげです お疲れ様でした

また来年の実施日を早々に決めて
ご連絡しますので また来年もがんばりましょう!       (松)




■■ 相生山の四季を歩く会・12月 ■■ 
 前日下見に訪れたところ、いつものコースのコナラやタカノツメの黄葉の美しさ!!
緑地南部の住宅地や、徳林寺のもみじ谷を中心に晩秋の紅葉をのんびり楽しむつもりでしたが、方針変更。両方を欲張ったハードコースになりました。

コナラ

タカノツメ

イロハモミジ
 
 この2年間でも最高に近い35人の参加。中日・朝日の行催事欄からの初めての方も多く、2~3のグループに分けて歩きました。

 3年目の来年1月からは、9時30分 スタート。常緑樹や草本などへ視点も広げていきたいと考えています。もちろん『みんな楽しく!』が大原則です。

 今回もたくさんの方から感想をいただきました。一部ですが紹介します。
 当日配布の「相生山の四季を歩く会data」もご覧下さい。 (事務局 ff)



 イロハモミジの紅葉、カクレミノの黄葉が青空のもとに大変美しかった。特に逆光で透きとおった色は感動的でした。             (H)
       

 お天気もよく、気持ちよく里山を満喫できました。
 資料が分かりやすく、それを手がかりに樹木をさがすことができ、よかったです。観点を示していただけたので助かりました。
 リーダーの方が自分の考えや意見を一方的に押し付けることがないのがよかったと思いました。
 今日が2回目(9月に参加)でしたが、四季の変わりゆく相生山を知りたいと思いました。                               (T.N)


 名古屋市の北・東部の緑地や公園をグループで歩いています。たまには違った所へも出かけたいと思っていましたところ、今回、朝日新聞の案内欄で見て、いつもの仲間と一緒に守山区から参加しました。
 自然がいっぱいでとても良かった。次回も参加したいと思いました。ありがとうございました。                             (村)


 中日新聞の紹介記事を見て、家内と二人で来ました。家はこの近くです。今まで知らなかったことを多く知る事が出来て、里山の大切さを知った。歩く時間も丁度いいです。  (守)
          


 初めて参加という方が多かった分、あらためて説明を聞いて、今まで聞きのがしていたことがわかったり、徳林寺の事を聞けたり、今回特に良かったことが多かったですね。
 新しい方が多くても少なくても、いつも同じなごやかなムードで楽しめて参加しやすいです。                             (E)


 資料が充実していて説明も色々、沢山実感できてよかったです。(実を食べて、葉をさわって)おまけに鳥のことも教えていただいてよかったと思います。
 徳林寺の住職のお話を聞きたいなあと思ったです。   (渡)


 説明を聞いて楽しかった。(新しいことを二つか三つ覚えればいいと言われたが)3つ以上覚えてしまった。ありがとうございました。         (紫)



■■大西暢夫 被災地取材の報告会・第4回 ■■
2011.12.10、第4回三陸報告会が池田町・ブルースカフェで開かれました。

      ************ 参加された方の感想が届きました ***********

「キレイな所だったンだよぅ」
「昼間はまだいいんだけど、夜になっと寂しくてねぇ」

「車の後ろから津波が来て・・・・いっしょに車に乗せてた、隣のおばあちゃんを・・・・(自分が逃げるのにせいいっぱいで)・・・・置いていくしか・・・・」

 はるばる来てくれた田畑八重子さん(南三陸町)と武田文子さん(東松島町)のことばが離れない。ありがとうございました。きっと忘れないでいます。 (y)


久しぶりに参加したのだが行ってよかった。
飯館村の避難所の様子などが聞けたのがよかった。皆、やる事がない毎日だという。

今度宮城に行くのだが、また飯館村とは違うがどんな様子なのだろう。なにか力になれればいいのだが。行く地域の近くの被災者の方の話を聞けたのはとても貴重だったと思う。予想はしていたが、実際話を聞いてみるとやはり違う。行ってみるともっとわかるだろうな。被災者の人たちは本当大変だと思う。

皆がなかなか現地に行くのはできないだろうが、大西さんの報告会は現地の様子が直に聞けるいい機会なのではないだろうか。    (S.F)


今回は宮城県から2名の女性の方が来てくださって、体験談を聞かせてくださいました。
お話を聞いて、『人間は自然災害には無力で勝てない。ならば、どうして生きようかということを学ぶためにも体験談を聞かせてもらうことは大切だ』と実感しました。

特に心に残ったことは、地震直後に、車に米やガスを積んで中学校へ避難したということ、5月に電気が来るまで毎日、300人分の食事をのガレキを燃やしてつくり続けたこと、(家5軒分くらいは燃やしたそうです)・・・・自分が同じ立場になったらこんな行動がとれたかどうか。

町の写真館の人が津波にのまれる町を撮りつづけたこと、大切な人を亡くし自分は生き残ったこと、などなど・・・・・どれもこれもつらいことばかりなのに、話してくださいました。
たいへんななかでも、仕事がしぜんに分担されて、みんなで助け合ったり、不平が出たりなどと、実際体験した人しか分からないことも聞けました。

南三陸の海は、今はとてもきれいになっているそうですが、町の人々がその場所で、新しいくらしが出来るように祈るばかりです。  (T)


■■三陸からの通信(その6) 2011.11.11 by 大西暢夫■■ 
 こんにちは。滋賀〜広島〜東京〜福島〜京都〜滋賀と一周して参りまして、やっと今朝京都に着いたところです。夜中も何かしら動いているような感じでした。あと少しです。このところ、子供にもろくろく逢っていない状態でした。12月に入ってもそんな感じです。

 情報を流しておきます。世間の前に出るような内容だけを書きます。

11月27日〜12月4日  大垣:イオンタウン大垣 チャリティーイベント
                 東日本大震災写真展
12月3日 東京 国連大学 『水になった村』&木口由香さんとの対談15時〜
12月10日 揖斐郡池田町八幡 第4回東日本大震災取材報告会
        スペシャルゲスト!!(14時から〜)
12月11日 池田町中央公民館 大震災対談!(東松島市x南三陸町)
        9時から11時まで
12月18日 埼玉県秩父市 『水になった村』監督トーク
1月4日〜11日 岐阜駅 東日本大震災写真展
1月12日〜19日 岐阜:チャータースクールで引き続き東日本大震災写真展
1月20日〜27日 岐阜:旧十六銀行 東日本大震災写真展

 参加をお持ちしています。

 そんな感じで、今年が終わろうとしています。

 今年は東日本大震災という、得体の知れないような自然界の力を見せつけられたことと、命の尊さを目の当たりにしてきたような感じがしました。
 もちろん来年も、再来年も続くことでしょうが、ひとまず、深呼吸ができる余裕のようなものができてきました。

 当時はもうこのまま日本は終わる!と思っていました。こんな取材なんかしたって、無駄だとも思っていました。現地に行くとあまりの大きさで何もできないんです。自衛隊、警察官、ボランティア、マスコミ、本当にみなさん頑張ったと思います。みんなすごいんです!

 そんなわけで、撮影現場に戻ります。



■■公演『鹿踊りのはじまり』 ・ まんまる企画■■
「まんまる企画」の公演『鹿踊りのはじまり』(11/19~20)を観て来ました。

 お友達に誘われて、実はそれほど期待してなかったのですが、いつしか引き込まれてしまっていました。舞台の躍動感と熱気がすごく、滅多にない感動を味わわせていただきました。
 ありがとうございました。             (K.M)
 
 舞台の中に自然があった。自然と付き合ってきた人間の精神があった。
 「ここへ畑起してもいいかあ」「ここに家建ててもいいかあ」と森(自然)に問いかける姿・・・・農作と結びついた「まつり」・・・・たいせつに引き継いでいきたい心を楽しく見せてもらいました。
 良かったです。           (y)

 ・鹿が話してる場面が楽しかった。
 ・手ぬぐいを忘れた役の人が、長いセリフでスゴイと思った。
 ・風の音をだす機械がおもしろかった。
  (まみ/小3・・・最近、学校で劇『注文の多い料理店』のハンター役を演りました)

 (この公演のこと知らせていただき)ありがとうございました。
 朗読劇を 初めて間近で見れて とても楽しかったです。
 また 教えてください。                     (N)

 「鹿踊りのはじまり」、出来栄えに感心いたしました。その感動の一番の原因は出演者の皆さんの純なる気持ち・情熱が伝わってきたからではないでしょうか。
 私にとって、本当に運の良いことに、直前に北海道道東の原野でエゾジカの群れに幾度か出逢い雄ジカの響き渡る啼き声を何度も聞いていたので、目の前の朗読劇を見ながらまさにあの風景と雄ジカの啼き声が蘇って重なって見えたのでした。
 第二部の「日本のうたとおどり」は、踊る足さばきの美しさに見とれました。
 学校などの教育機関やマスコミ・行政にもはたらきかけて、こんなにすばらしい芸とこころざしとがもっともっと広がっていくことを願っています。      (美)

 宮沢賢治の世界はやっぱりすごい。東北・岩手の人びとが励まされているのも然り。
 それをしっかり表現しきってくれた「まんまる」の若者たちもスゴイ!! 
 これからを期待します。                  (司)


*****『まんまる企画』の山本ちひろさんからのコメントです*****

 たくさんの方のご協力をいただいて、まんまる企画公演「鹿踊りのはじまり」、よい公演となりました。

 今回の公演は、「鹿踊りのはじまり」の「はじまり」です。
まんまる企画は、土に根ざした、日本のうたや太鼓、踊りの舞台をつくるべく、精進していきたいと思います。

 みなさま、また是非まんまる企画の舞台に足をお運びくださいませ。
 ありがとうございました。




■■大西暢夫 被災地取材の報告会・第4回のお知らせ■■
 大西暢夫さんから「第4回 東日本大震災取材報告会 in池田町」のお知らせが届き
ました。 くわしくは こちら をご覧ください。


■■ 相生山の四季を歩く会・11月 ■■ 
****参加者アンケートから****

・木の実が大変多く付いていて、うれしかった。(S)

・紅葉には未だ少し早いようでしたが、ハゼ・カキ・コナラなどに美しい紅葉を予感させ
られました。サワフタギ・カマツカ・アズキナシ・シャシャンボなど様々な色、形の木の
実も楽しむことができました。(紀)


ヤマハゼ

カマツカ

シャシャンボ

アズキナシ

イボタノキ

バッタ

・相生山に関心があり、自然に親しみたいと思っていたので、朝日新聞の案内を見て
 参加しました。天候もよく、さわやかでOK! 歩くスピードも良いと思いました。
                         (杉)

・初めての相生山の様子が良くわかりました。ホタルも見に来たいと思います。(新)

・マンゴー、カシューナッツがウルシ科であることを知れた。プリントときめ細かな
説明、回を重ねるごとに楽しくなってます。実を食べられたこともよかった。(恵)

・自然の移り変わりがよく感じられ、とてもよかった。よい気候で、気持ちよく参加でき
ました。(A)

・ゆっくり説明して頂いて、大変よかったです。(あ)

・分かりにくい木の名前を知ることができ、良かった。(高)

・たくさんの実を見つけて食べれた。とても良かった。(N)

・樹木の知識はほとんどなく、今迄余り興味がなかったのですが、多くの種類の詳しい
 説明があり、深く知りたいと思いました。今後、仲間を連れて来たくてまいりました。
                                   (中)

・冬鳥はまだ来ていない。
 秋空に昇っていったあの鷹、何だったんだろう?(美)

・案内の方について行くのが大変でも、周りの良く知っている方に聞いたりできて、けっ
 こう楽しめますね。(ま)

・熱心な説明は本当にうれしい限りです。今日来て、2つ3つ確実に覚えていけたら、そ
 れが一番だと思います。(E)

・相生山の良さを、さらに実感できました。また機会があれば、ぜひ参加したいです。
                                 (咲)


**事務局(F+C)です**

・いつもの人、新しい顔、自然のなかで一緒の時をすごす。毎回が楽しみ。

・紅葉のしくみについて改めて勉強しました。準備するなかで新しい知識が増えるのも
 嬉しい。

・中高年のかなり大きなグループの方が「みんなといっしょに来たい」と話して帰られま
 した。輪が広がっていくことに感激です。

・集合開始時間を30分早めることを検討始めています。来年1月から・・・?

・大変熱心にメモを取っていらした方、資料をてい
 ねいに持ち帰られた方、みなさんの応援を感じ
 ます。

・相生山では、樹木の色づきは12月が本番。
 次回も、いい天気といい出会いに期待!





■■
面の木の自然観察会  2011.11.3■■
 11月3日、面の木の自然観察会に参加。秋を満喫してきました。

 面の木は愛知県の中で一番好きな場所です。面の木には200年を超える素晴らしいブナの老木があり、他も太平洋ブナ帯樹木が豊かで、運が良いと、ウサギやムササビに会えます。観察会は先生をはじめ、皆様がものすごく凄く良く植物を知っていて、スピードについていけなくて、私には無理と落ち込みましたが、しつこく必死に参加するうちに、心地よさ&楽しさに変わるから不思議です(笑)。              (C)


■■三陸からの通信(その5) 2011.11.4 by 大西暢夫■■ 
大西暢夫さんからの便りです。抜粋して紹介します。

 おはようございます。

 忙しすぎて倒れそうです。今は京都のネットカフェで休んでいます。福島からの帰りです。あれからも東北に行きっぱなし。
 12月10日と11日に取材報告会を池田町で行います。10日はブルースカフェで11日は池田町中央公民館で行います。宣伝がこれからで手が付けられない状態ですが、よろしくお願いします。2日間とも東松島市と南三陸町から被災された方々をお呼びします。
 先月、池田町に呼びかけ、東松島市に380組の布団を運びました。何とか支援が続いています。
 名古屋方面からも参加をお願いします。




■■ 相生山の四季を歩く会・10月 ■■ 
 春以来、ご無沙汰のおなじみさん。集合1時間前から、駐車場で待ってくれていました。
 「なかなか来れんかったけど、ホームページでいっつも見とるんよ」

 シャシャンボを通して、子どもの頃を語ってくれたアンケートは感動です。


ウメモドキ

サワフタギ

アラカシ

ヤマハギ

アベマキ

クサギ

 アオハダやガマズミを口に含んだり、ヤマウルシから逃げたり、「コレ何だったっけ?」

 感心したり、納得したり、笑ったり、驚いたり、ざわめいて・・・・、森のなか。

 秋晴れ、少し汗ばむくらいの気持ちいい日。

 植物たちの季節変化との出会い
 人との出会いも嬉しい、秋の一日でした。

 来月は いよいよ 黄葉・・・? 
 いい天気になりますように。
                              (案内人 F)


アンケート回答から

相生山の四季を歩く会・アンケート集約      2011.10月


参加者総数:23    アンケート回収数:19    回収率:82%    氏名記入者:18

【選択質問 】
Q1.参加のきっかけ(複数可)

中日新聞の案内:13   自然に親しみたい:10   相生山に関心があった:8
健康のため:4  人に誘われた:3   近所だから:3   たまたま出会って
しまった:2  その他:2(ホタル観察,友人の紹介)

Q2.感想

とても良かった:9    良かった:9    無記入:1

【記述回答】(記名者優先順)

良かったこと

・天気が良く、さわやかに歩くことが出来た。
・人数も多すぎず、少なすぎず、しっかり話が聞けた
し、植物も手に取りやすかった。
・表の名前を見ながら、葉とか実の区別が分かるようになった。シャシャンボは葉の裏
にひっかかりがあるというのがよくわかりました。
・さわやかな秋の一日を、ゆったりと過ごさせていただきました。色とりどりの実を、楽
しむことが出来ました。有難うございました。
・木の名前の由来や時代背景など勉強になりました。
・とてもわかりやすく、又更に勉強されていて、より深いところまで知れたり、発見でき
て良かった。
・(案内人の)豊富な知識で色々教えて頂きまして、ありがとうございます。お話もとて
もおもしろかったです。
・珍しい植物をみることができてよかったです。
・説明がわかりやすかった。クロミノニシゴリが見られた。
・一つ一つていねいな説明に感動しました。すべてを記憶する事は出来ませんが、見な
 れた木の名前を覚えていきたいと思います。質問にすぐ答えてもらえる。
・スズメバチに会わず説明聞けた。実を何種類も食べ比べた。相生山の概要も聞けた。
・久し振り(1年ぶり)に参加して、色々な木の実の事を教えてもらった。
・話がおもしろい。コバノガマズミの実がおいしかった。人数が歩きやすくてよかったで
 す。
・木々の総合的お話が聞けました。興味深かったです。
・友人の紹介で参加。足腰が丈夫でないので、里山を歩きながら「ミドリ」を楽しみなが
 ら、が私の極楽です。 (案内人の)声が大きいので、後ろの方でもよくわかるのがよ
 い。

●良くなかったこと

・人数が多くなり、後ろの方に居ると説明が終わってて、その事に対して、わからずじま
 いだった事。
・歩くのがおくれると説明を聞きのがします。後の人も集まってから説明していただける
 と、と思いました。
・季節の良い時はもう少しゆっくり歩いてほしいです。

気づいたこと何でも・・・・

・なんども参加しても、木の名前が覚えられない。
・まだ緑色の葉が多く色づく11月が楽しみです。
・今の季節とてもよくて、気持ちよかったです。ありがとうございました。シイの実
(サンプルを)実際見て、わかりました。熱田さんに拾って見に行ってきます。
・愛媛の海辺に育ち、シャシャンボの実を、秋頃芋掘りの手伝いをする時、道中の岩場
に低木でよくありました。兄達とよく食べました。相生山にその木があるのを何年も
前に知っていたのですが(中日新聞で)、最近やっと来れるようになりました。48年
振りかのシャシャンボの木でした。とても嬉しく思っています。自然が大好きな田舎出身
の者です。今後とも宜しくお願い申し上げます。
・他の地区に行ったりしましたが、どこでも簡単な説明で終わらせてしまう所が多いの
に、ここではよりていねいに説明されて、いいなと思います。家から近い相生山をまず
知ろうと思ったのがキッカケです。
・2時間の間に中間時に少し(2~3分でも)休けいがほしいです。(お茶で水分保持)
・皆さんうちとけやすく、気楽に参加できました。
・9時半開始にしたら、どうだろうか。
・9:30集合が良いのでは?
・毎週、他の観察会に出ています。
・木札?をつけたらどうでしょう。


相生山の樹木(5月から10月まで)をまとめてみました。
  こちらから。


               


■■ 相生山の四季を歩く会・9月 ■■ 
 秋のはずなのに、夏を思わせる空。前月は始めてのお休みで、心配しましたが、35人もの参加者がありました。
 今回は特別に、西三河の自然観察のベテラン、松山さんをインストラクターにお願いして、たくさんのことを教えてもらいました。
         

 夏を越して、熟してきた木の実が何種類も見られました。それらを一つ一つていねいに説明してもらいました。食べられる(毒でない)実は勇気ある女性を先頭に、おっかなびっくり、みんなが味わったりしました。今年は実付きも良く、ガマズミ・ウメモドキなどは、きれいに赤くなってきています。「アオハダはわりと美味しい」という声が聞こえてきました。イソノキの黒い実、ナツハゼはもちろん、みなさん「試食会」を、楽しんでいただけたようです。

ガマズミ

ウメモドキ

アオハダ

イソノキ

ナツハゼ

 クサギ(臭木)の花は満開を少し過ぎてはいましたが芳香を放ち、ナガサキアゲハが周りを優雅に舞っていました。元々は南の方の地域の蝶が、この辺りに生育していることが「温暖化」の証明だそうです。そんな説明を聞きながら、蝶を目で追ったり、花や葉の匂いを確かめたり、ガヤガヤにぎやかなときを過ごしました。

 また、クサギの花はオシベ優先に熟することで、アオハダなどは雄株・雌株に分かれていることで、それぞれ自家受粉しないための戦略を持っていることなど、興味深い話に参加者からは「へ~っ!!」と感嘆の声も。

 3歳の小さなボク。時々抱っこされてもいましたが、小枝を拾ったり、あっちこっちで葉っぱや実に手を伸ばしたり、熟したナツハゼの実を(1個だけ)プレゼントされたり、アベマキのドングリを集めたり・・・・いきいき遊んでくれました。
 お母さんからも「(来る前は)ちょっと不安もありましたが、楽しかったです。」との声をいただきました。
  
 来月はまた違った楽しみ、新しいことが待っていそうです。
 少しずつ、秋が深まります。              (事務局t)


アンケート回答から

相生山の四季を歩く会・アンケート集約      2011.9月

参加者総数:35   アンケート回収数:20   回収率:57%   氏名記入者:8

【選択質問】
Q1.参加のきっかけ(複数可/未選択3)
自然に親しみたい:7 朝日新聞の案内:7 人に誘われた:3 相生山に関心があった:2 中日新聞の案内:1 新聞の案内:1 知人に会うため:1 近所だから:1

Q2.感想
とても良かった:14  良かった:5 無記入:1

【記述回答】
・説明が分かりやすかった。
・自然に触れられた。知らなかったことが学べた。
・木、花の詳しい説明、有意義であった。初心者なので、1つずつ覚えていきます。
・すごく丁寧に教えて頂けてよかった。
・松山さんの解説が詳しい。いろいろ講師が替わることも、多面的で知識を得られて楽
 しい。
・ふだんは何も気にとめていなかった木や花の名前がわかりよかったです。
・今回初めてガマズミ・コバノガマズミ・ミヤマガマズミの見分けがつきました。
・楽しい半日を過ごさせてもらいました。短枝があることを覚えました。
・たくさんの方の参加で、なかなか説明の話が聞けなくて、少し残念でした。
・ ちょうちょも飛んでたのしかった。
・ いい人ばかりだった。
・又いつか、松山さんに案内お願いします。




■■三陸からの通信(その4) 2011.9.7 by 大西暢夫■■ 
大西暢夫さんからの便りです。抜粋して紹介します。

 いつも応援ありがとうございます。みなさんにお礼をお伝えください。

 今回(第3回目)は、人数は50人ほどと少なくなりましたが、義援金は8万4千円。飯館の子供基金に送金します。
 3回の報告会で、50万円ほどになりました。まだまだ、少ないものですね。でも、こうして参加していただける人たちに感謝します。
 小冊子を作ったのですが、今のところ勢いよくはけていて、このままでは足りない状況です。
                                 2011.8.22


 こんばんは。今は博多です。今日、仙台から飛んできました。家を出て一週間になります。
 今回は南三陸町まで行きましたが、飯舘村に長く滞在していました。次回の報告会はまだ何も決めていません。というか仕切り直しです。もっともっと義援金を集めていくために、またやり方を考えます。
 冊子ですが、500冊完売で増刷の声が多く、結局踏み切りました。しかし、すでに残350冊です。
                           2011.9.7 e-mail

   ***************************************************************

大西さんの最近の活動をお伝えします。
大西さんの報告集はラブリーアース事務局でも扱っています。
ご連絡下さい。





■■
 駒山の竹伐採・第4回 2011.8.17(水) ■■
呼びかけ文・抜粋

 7月末、駒山のその後の様子を見てきました。そこでびっくり!
 駒山は若竹ですっかり覆われ、分け入るのも困難な竹のジャングルになっていました。
 この夏、若竹刈りをしようと思います。

 ご都合のつく方は、ぜひ参加ご協力をお願いいたします。

 8月17日 水曜日 7時30分 モッキー集合
 作業は 午前中のみの予定
 午後は希望者で、ミニ観察会をしようと思います。(元気が残っていればの話ですが・・・)

 急な展開で大変申し訳ありません。
 夏は暑いのでやるつもりはなかったのですが、あのジャングルを見てしまったら、冬まで待てなくなってしまいました。

 冬12月初旬に、竹の1m伐りを実施して、本格的に伐採範囲を広げたいと思っていますので、その時はまた、是非おねがいいたします。          松山

   **************************************************************

感 想

 有志の呼びかけで、駒山で竹の除伐を行うことになりました。
 私達の背丈を越すくらいの竹、足元くらいの短い竹が全面に生えていました。細く柔らかいので楽に伐ることができましたが、本数が多く、後処理も手間で、猛暑の中、シャツは汗でビッショリ、大変な作業になりました。

 急な呼びかけにもかかわらず、12名もの方が参加。午前中で新しく生えた竹はほぼ伐ることができました。元通りきれいになったので、ブナ、イヌブナが姿を現しました。
 それに、林床に芽を出していた草や木の子どもたちも、姿を見せました。かわいいけれど、元気な姿です。前回の除伐で、竹藪の下で眠っていた種子が芽生えていたのだと思います。今回の若竹伐りがなかったら、光不足で、せっかくのいのちが枯れてしまっていたかもしれません。
 
カラスザンショウ

フモトスミレ

  作業を終え、とてもいい気分になり、やって良かったと思いました。昼食後、差し入れの黒西瓜をデザートにいただいて下山。昨年の初回と同じく、雨に見舞われました。

 次回は寒くなってからの作業ということで、またまた苦労でしょうが、やっただけ確実に、駒山の自然が戻っていくのが楽しみです。                (T)

   ***********************************************************

相生山の観察会で知り合ったSWさんにも呼びかけ、参加いただきました。

 ここに来ると、ただの木とか名もない草とかは一本もないですね。聞いたことに直ぐ答えが返ってくるのに驚きました。いろいろ教えてもらい、そんなことも楽しかったです。
 「冬の陣」にも、都合をつけて、また参加したいです。連絡お待ちしてます。(談)

***************************************************************

呼びかけ人の松山さんから

 お疲れさまでした。ありがとうございました。
 写真をみてあらためて、よくがんばったなーと思いました。
 今回の報告と併せて、できるだけ早く、冬の案内を発信したいと思います。
 「冬の陣」は12月18日(日)にやります。伐採の範囲を広げていきたいですね。




■■三陸からの通信(その3) 2011.8.6 by 大西暢夫■■ 
おはようございます。

今は仙台市にいます。今日から七夕です。
家を出てもう一週間。来週の水曜日に帰る予定です。
こんど岐阜市で行う報告会のポスターができていますので、メールで送ります。これもよろしくお願いします。
僕の企画ではありませんが、内容は同じです。

報告会のポスターは こちら



■■ 相生山の四季を歩く会・7月 ■■ 
参加されたみなさんから、当日いただいた感想です。写真と一緒に紹介します。
8月は「夏休み」です。次回は“秋”にお会いしましょう。 (事務局)

・ここまで来るのは暑いけど、中に入ると温度が下がって、来て良かったと思います。
 木の実が沢山あって、夏には夏の楽しみが有りますね。  (久)

ソヨゴ

タカノツメ

ネジキ

・花から実の時期になっていることに気づかされた。植物のみならず、トンボ・チョウなどが見えるのが楽しい。命の意味がわかった。            (康)

・雑木林の中に入ると土と木の葉が汗をすいとってくれたようです。あつくてあつくて汗をかきましたが気もちがよかったです。ありがとうございました。
 小さな、あおい木の実がいっぱいで、秋がたのしみです。      (ちえこ)

・(案内の)小谷さん、古川さんの話は木や花の周辺の状況等がわかって、特に始めての方には植物への感心をひきつけるのに大変役立つと思います。歩きやすい所なので、できれば月2回位来たいと思います。一つ一つの木の成長が見られるため。 (S)
           
・緑がずいぶん濃くなって、いちだんと美しい森。だらだら坂を少し登っただけで、また汗。
 大きなコナラの木陰でひと休み、「美味しい!」の声。わたしも一粒見つけました。赤くかがやく野いちご。甘くて酸っぱい!! 風がさわぁっと流れてきて、ちょっと幸せでした。  (m)
      
 
 
ナワシロイチゴ

・同じような実がなってて、どれも同じ木に見えますが、ナツハゼはかわいい。ミズヒキの赤白の小さな花もかわいかったです。             (恭子)

・たくさんの実。リョウブの花のにおいがかげたこと。ミズヒキの花、上・下から色の違いがよく解った。
 暑い中、有難うございました。森の中はそれでも木陰もできていて、よい汗かきました。                                     (A)

ヤマハゼ

ミズヒキ

リョウブ

・森のみどり・空・土と自分の体が一体化する感覚、気持ちいい。すべてのものが生きてるって、こういうことなんだ、自分も地球の一部なんだという、大きな世界から自分の姿をとらえ、見つめられて本来の自分に戻れます。都会にいると沈む心が生きた心に戻ります。登ったところからながめる景色、雲のすばらしさも最高!    (aki)

・観察のたびに資料が整ってきて大変に役立っています。      (M.S)

・毎回楽しみに参加させていただいています。毎月観察する樹木(30種)を、年間通して追っていくのも、相生山をよりよく知ることになり楽しみが加わりました。今回は、様々な植物の若い実が鈴生りで、秋が楽しみです。       (紀)

アオツヅラフジ

アケビ

アズキナシ





■■7月2日 大西暢夫 被災地取材の報告会・第2回 in 池田■■ 
大西さんからのメールと会場の様子、名古屋から参加した中学生の感想を紹介します。

 ありがとうございました。今回の参加者は71人、16万円の参加義援金が集まりました。岩手県の大槌町と陸中山田を支えている支援グループに使ってもらうことにしています。炊き出し、物資の調達のため、現金が必要なのです。
 次回は8月21日、日曜日です。引き続き、よろしくお願いします。

     ***************************************************************

とことん現状報告という感じで、最近ではあまり話題に上らなくなってしまった色々なことについて、知ることができた。
 また、ニュースはきちんと見ているつもりだったけれど、伝わっていない事柄もたくさんあるんだと驚いた。

 特に印象に残ったのは、2つある。
 先ずは、津波の破壊力だ。町が壊滅状態だったから、かなりの力だと、すでに感じていたけれど、ガードレールの支柱がほぼ90度に曲げられている写真を見て、改めて津波の破壊力というものを思い知らされた。
 そして2つ目は、震災で亡くなられた方々のお墓だ。用意された土地が広くないからなのだろうが、一人分のスペースがあまりに小さかった。だがそれ以上に衝撃だったのは、お墓に名前がなかったことだ。既に身元がわかっている方でさえも、全て番号札だった。名前がわかっている方だけでも、番号の下などに名前を書いてあげてほしいと思った。 (さとみ)





■■主婦が中電株主総会に出席して思うこと■■
6月28日の中部電力の株主総会に出席された株主の方からの寄稿を紹介します。

 相続で電力株の小さな株主となり、毎年送られてくる株主総会の議決権の用紙もそのまま返事を出すこともなく過ぎ去った十数年間。資産株として安定した配当を有難く受け取り、余裕資金として様々なチャリティやNPO活動の参加費として使えることで満足してきた。    
 ところが数年前から脱原発の株主の存在に気付き、議決権行使の用紙を出さない場合は、会社側の意見にすべて賛成とみなされる、という事にも気付かされた。責任ある株主としてきちんと自分の考えを持たねばならないと考え、それには株主総会に出席して会社と脱原発派の両方の意見をきちんと聞き、判断しようと思ったのでした。

 さて、電力会社の株主総会とはどんなものか、一平凡なる主婦として乗り込んだ先の壇上はもちろんのこと、広い会場はほとんど男性で占められており、女性はほんのチラリホラリ。
 そんな雰囲気の中いよいよ後半の株主提案の質疑の時になり、私の注目を一気に引いたのは一人の脱原発派の女性発言者だった。冷静に淡々と理論的且つ具体的に発言する内容が私には真実味を帯びて感動的でさえあった。あの脱原発派の人達は一体どんな人達なのか?そして会場を占める会社側の発言にすかさず拍手する多数の人達は?
 それ以来、世間知らずの主婦である私の頭の中で中立を保って両方の意見を聞いてから判断を、と努めて数年。その間原発に関するいろいろな情報も得て、「自然を甘く見てはいけない、地震国日本では原発は危険、核廃棄物の最終処理も人類は未解決で地下深くに埋めて子孫にツケを回すという無責任は許されるべきでない」という私なりの結論に達してきていたのでした。

 そして、遂にこの大震災での東電福島原発事故。余りにも早く「心配」が現実となってしまった・・・あの脱原発派の人達が毎年警告してきた事が本当になってしまった・・・

 そして迎えた今年の株主総会。
 予想通り、脱原発派の人達以外の個人株主からも原発を危惧する発言が例年より多く発せられた。しかし会社側はまるで血の通わぬロボットのごとく同じ説明を繰り返すのみ。最前列に占めた人達を始めとする会場のあちこちを占める人達の間髪を入れぬ「異議なし」の拍手。例年通りの総会と何も変わらぬ・・・
 福島原発事故を一体何と感じているのか?何一つあの現実に起こっている事を考慮に入れぬ回答。まだ唯一の安心、安全、クリーンなエネルギーの妄想から目が醒ぬのか?あの拍手した若い社員一人一人に本当に心から会社の考えは正しいと信じているのか?それでいいのか?と問いただしたい。
 そして、代替自然エネルギーの研究開発に力を注ぎたいと一言も言及しなかったこと。大前提「原発ありき」の頑なな会社・・・。がっかり、残念。

 株価無きが如くに値下がり、配当のなくなってしまった東電。あれだけ東電も脱原発株主が警告してきたのに無視した結果なのだから、被害者の苦しみを思えばそれを許した株主として責任を取らざるを得ないだろう。ということで、中電もそんな状況になってしまったら、私の生き甲斐のチャリティ、NPO活動、趣味の活動等が出来なくなってしまうではないか。 
 どうか日本で脱原発した勇気ある第一号の電力会社となって、持続可能な代替自然エネルギーを全身全霊で開発し、めでたく大成功し株価を上げ、配当を大盤振る舞いして頂けまいか。そうなれば、自然を大切にしようと活動している人たちにも、今以上の協力が出来るのに。(M.S)



■■大西暢夫 被災地取材の報告会・第2回のお知らせ■■
  大西暢夫さんから「第2回 東日本大震災 取材報告会 in池田町」のお知らせが
 届きました。 くわしくは こちら をご覧ください。





■■
 リトルベアさんからのご紹介です ■■
  リンク先のリトルベアさんから、
  映画「ミツバチの羽音と地球の回転(監督・鎌仲ひとみ)」
  上映会と監督トークのご紹介がありました。

  日時 2011年7月2日(土) 10時~  15時30分~ 2回上映
  場所 徳林寺(名古屋市天白区相生山)
  詳しくはこちら 『つながりのまつり』 ブログ案内
  http://ameblo.jp/minnanotunagari/entry-10923518027.html

  広河隆一さんの「チェルノブイリと子どもたち」写真展もあります。

  お問い合わせは 090-3566-2788(アオノ)、090-9937-9820(オオツカ)




■■ 相生山の四季を歩く会・6月 ■■ 
空はくもっていたが、心配していた雨はなく、多数の参加者を迎えました。

 5月下旬から6月上旬、今年も緑地一帯にヒメボタルの舞が見られました。深夜11時からがピークなので、遠方の方はたいへんですが、ご近所の方で楽しまれた方も多かったようでした。
 ヒメボタルに出会えた場所をたどって行く、相生口~コナラの大木~山根口~展望台のコースを歩きました。

 もうすっかり夏の森。緑がいっぱいの中に、ムラサキシキブ・ネズミモチ・ウメモドキ・ヨウシュヤマゴボウ・ドクダミ・イヌマキ・ソヨゴ・イソノキなどの花が咲いていました。


ムラサキシキブ

ウメモドキ

イヌマキ

ネズミモチ

ヨウシュヤマゴボウ

ドクダミ

イソノキ

サワフタギ
  5月に一足お先に花をつけていた、クリ・アラカシ・アオハダ・コバノガマズミ・アズキナシ・カマツカ・ヤマコウバシ・ズミ・ナツハゼの木に、可愛い実を探して楽しみました。先月の課題、アオハダの雌株が判明しました。


クリの実

アオハダ

コバノガマズミ

カマツカ

ヤマコウバシ

ズミ

ナツハゼ

ビワ
 
 雑木林の隣の畑は夏野菜に換わり、枇杷も色づいていました。梅の実を収穫したり、畑の手入れをしたりする農家の方の姿も見られました。          (事務局t)

         *************参加者アンケートから*************

・初めての参加で、相生山のことが、生きている山のこと、大切な森ということが解りました。 (HAo)

・ゆっくり歩けて、木の名前もしっかり教えていただきありがとうございました。一度に覚えられませんが、友人と楽しいひとときを過ごしました。来年はホタルを是非見てみたいと思いました。 (順子)

・5月は白い花が目立っていた。6月に入り木が成長し、小さな実も緑色で、山は緑一色でうっそうという感じがしてきた。小さな実がこれからどのように変化するのかが楽しみです。 (KY)

      
      ツバメシジミ(オス)

ツバメシジミ(メス)

・森の中の涼しさ、自然の気持ちよさ。雨が降らなくて良かった。
今度は、ムシよけを持って来ること。暑いので、氷を持って来ようかな。 (あき)

・植物の移り変わりが良く分かっておもしろい。
同じことを何度聞いても嫌われないことがうれしい。 (久)

・(案内の)小谷さんの説明が細やかで丁寧でよかった。クリやアラカシの赤ちゃんを見れてよかった。カワイかった。 (ブナの木)

・自然の生命力の話が良かった。植物の名前も知りたいが、全体の話も楽しい。 (康)

・久しぶりに木と土のにおいをかぎました。気持ちがよかったです。次に来た時、花や実がどうなっているのか楽しみにしています。 (平野)





■■
三陸からの通信(その2) 2011.5.29  by 大西暢夫■■
仙台は雨です。今から帰ります。
涙の東北でした。まだまだこれからが始まりです。
大川小学校に立ってきました。さぞ苦しかったと思います。
現場ではまだエネルギー議論は早すぎると思いました。まだ支援、ひたすら支援。
それからです。

2011.5.30

 南三陸町から帰ってきました。
 最近は2000㌔から3000㌔を一気に軽自動車で走っています。なんだか、行き慣れた。

 さて今回は、石巻市の大川小学校と南三陸町が目的でした。

 大川小学校は報道でもご存知の通り、多くの子どもたちが亡くなった現場です。北上川の河口付近に学校はあります。慰霊碑が校門のところにあり、お線香の煙が絶えることなく、立ちこめていました。
 本当に『無』になってしまうというか、放心状態が続きました。お供えしてあるお菓子を無意味に凝視し続けたり、自然に涙がこぼれたり。いつもの自分ではありませんでした。
 
 教室に子供たちの集合写真がはってあります。その大半が津波に襲われました。どれほど怖かったことか。お父さん!お母さん!を呼び続けたんだろうなと。
 神様はこれ以上の仕打ちをして、人に何を求めているのだろうか。この小さな命を奪ったのはあまりに悔しい。

 あとは南三陸町。復興祭というのが開催されたのですが。それが目的ではありませんでした。南三陸の半島の先に集落があってそこに行っていました。
 まだ手つかずの状態で、村民の手だけで復興をしているところです。自衛隊も行政も一度も来たことがありません。そんな場所にみんなが寄り添って暮らしています。環境からしても決していい状態とは言えません。
 南三陸、陸前高田など大きな街は人が集まり復興している兆しが見えますが、小さな名も無き村は総てが後回し。震災から3ヶ月いまだにそんな場所があります。

 今度の7月2日はそこも含め、宮城県の状態をお話しできればと思います。

 報告でした。



■■ サポーターのKさんから届きました ■■
写真家・加藤文雄さん http://b-dolphin.com/ の写真展の案内が届きました。加藤さんは相生山のヒメボタルも撮影されたそうです。
詳しくは こちら をご覧ください。





■■ 大西暢夫 被災地取材の報告会・第1回 ■■ 
 5月21日(土)岐阜県池田町ブルースカフェで、写真家・大西暢夫さんによる東日本震災報告会があり、参加してきました。地元の方を中心に80人、21万円を超える入場義援金が集まりました。

 茨城から北上してビデオを撮っていました。各地で被災された人たちへのインタビューがありました。テレビなどではあまり報道されてない所でも、たいへんな被害を受けていることが、現地を見てきた大西さんの映像は伝えていました。

 放射能汚染の深刻な飯館村のおばあさんは
「ここは、自然が豊かで、その恵みを村人達は分け合ってくらしてきた。その生活がよりによって放射能で、なにもかもだめになった。」
 別の人は、
「こんなに食べるものが実っているのに、食べるものがない。」
と、悲しそうにしていたのが心に残りました。

 津波の被災地も報告されていました。波にのまれた村々が延々と続く映像が映し出され、
大西さんから、
「自分は、原爆記念館の写真でしか原爆の様子を見ていないので、こんなことを言うのははばかられたが、原爆よりひどいと思った。」
という話でした。

 継続した長い支援が必要で、それが大事だということです。
 大西さんは自分の住まいである池田町と東北を何回も行き来し、地元の協力者と一緒に引き続き報告会を開いて、その入場料を義援金として何回も送り続けたいと考えているそうです。
 参加して、映像とお話から、新しい認識を得ることが出来ました。信頼する大西さんを支持、応援することで被災地の方がたとつながっていきたいと思います。    (R)

*********************************************************************
―報告会で印象に残ったこと、考えたこと―

・現地、現場の自衛隊や警察の方々の限界を超えるギリギリの頑張り、人間としての根本の姿を大西さんが敬意を持って語り、教えてくれたこと。
 「仕事だから、当然・・・!」ではない、それを超える情況であることを伝えてくれた。そのことがあらためて一層、被災地のことを想うことになった。

・チェルノブイリ原発事故の「ナージャの村」スライド上映で、もしかするチェルノブイリ以上になるかもしれない今回の事故が、これから引き起こしていく事態を見せてくれた。

・埼玉から来てくれた2人の報告、地震のときや現在の体験、福島出身の方の故郷への思いは生々しかった。
 「遠くにいること、近くに感じること、つながろうとすること」を考えさせてくれた。
              
・長い支援を続けることをどうやって実現していくのか、大西さんと一緒になって考えて実行していきたい。      (y)
・水、空気、大地が見えないものに汚染され、避難しなくてはいけない現実が、マスコミで報道されています。でも、そこに暮らしていた人の思いはどこまで伝わっていたのか・・・。その思いを逃げないで聞いていくことが、これからどう対処していけば良いのかの道しるべになると今回の報告会で感じました。報告会はこれからも続けてくださるとのこと。感謝です。    (yu)

**********************************************************************
大西暢夫さんからのメール(抜粋)

2011.5.24

おはようございます。明日から群馬でそのまま東北に行きます。
昨日、義援金を振り込みました。21万7000円です。
・・・・・・・(略)・・・・・・
(21日の報告会では)
地震の被害の凄さをまず伝えるということを優先しました。
それが義援金継続につながると考えたからです。
それが無くては今の東北はつぶれます。

名古屋の友人の本屋さんは大変感動してくれたようで、名古屋でも考えるとのこと。
名古屋で講演を!という電話が何度かありましたが、ついに断りました。
講演っていうことではないんですよね。現地で働いている方々に申し訳なくて。
・・・・・・・(略)・・・・・・
いろいろありがとうございました。





■■
 駒山の竹伐採・第3回 2011.5.15(日) ■■
 昨年11月末につづき、ブナやイヌブナの生育する山頂から崩壊したお寺の廃屋周辺で、残っているモウソウチクを伐採、整理・かたづけをしました。
          
 うっそうとしていた巨大竹薮跡の林床一帯はイノシシの食後の穴だらけ。例年になく、今年は楽に「筍畑」でのごちそうにありついたことでしょう。イノシシ君たちの食欲が未だ及ばずに残っていたタケノコは『特別部隊』が掘り起こし、今回の『副産物、一部に主目的!の声アリ』として参加者で分け合ってしっかり頂いて帰りました。

 樹齢300年は越えるというブナのみならず、タケに包み込まれながら日光を求めてひょろひょろと生き延び、はるか上の方にだけ残った枝にわずかに葉をつけている数本の樹木や、今はほとんど見られない林床の草本層がどんなふうに育っていくか、これから数年否、数十年単位で見守りたいものです。

 最近、放置され密集した竹薮で「竹のテング巣病」が流行しているとのこと。タケが他の植生を攻撃し生育地を広げるために自ら出している成長抑制物質(エステル)により、いわば「自家中毒」症状に陥りつつあるのではないか、(・・・例えばセイタカアワダチソウのように)多くの竹薮でタケが衰退していく傾向では、との推論もあります。
 中途半端に除伐するより放置した方が、かえってタケ駆除の近道では?との意見も出てきそうです。


昨年の様子

今回の作業後

 駒山でのタケ伐採活動は、他所の諸事例・学術的報告なども参考にしながら、独自の調査・記録活動も実施しつつ、長期的にとり組んでいくことになりそうです。
 これまで自然観察のベテランや森林ボランティアなどの中高年を中心としながら、小学生や若いお母さん、青年も参加して、にぎやかに楽しくやられてきました。
 それぞれの参加者の特性を生かし尊重して、「駒山の大実験」のいい結果が出るといいなと思います。

 次回は12月~1月、「現代農業2011.5月号」でも紹介された「真冬の1m切り」も試行されそうです。常連さん、新しい方々・・・冬に「駒山」でお会いしましょう!! (fr)
******参加者のひとことです******
・竹を伐って陽があたるようになった所、ブナがどうなっていくか、楽しみ。

・やってもやってもキリがないねえ。でも、やったところは確実にキレイになるねぇ。

・どんなもの(道具・衣服・持ち物)が必要か、(初めて参加して)分かったので、次回は
 お役に立てると思います。

・女性の方たちが、ほとんど休みなく黙々と作業するのに感動。力仕事なのに。

・普段の都会生活、機械相手の仕事とまったくちがう場所で、のんびりできました。
 みんな仕事してたけど、竹薮のふちで昼寝してました。

・けっこう年配の人が、えらい頑張ってるのに驚いた。目的がしっかりしてるからかなぁ。

・午後の植生調査、今回も楽しかったです。またいろんなことを教えてもらいました。

・今回も一人もケガすることなく、無事終了。ほっとしました。

・あの人たちと一緒の時間は、なんでこんなに楽しいんだろう?!

・初めてああいう山に入った。駒山へ行く途中の人工林が、ひどい状態だと思った。
 間伐しないといけないと、ものすごく感じた。

・筍はたいへんおいしくいただきました。




  ■■ 相生山の四季を歩く会・5月 ■■ 
 五月晴れ。相生山の森を彩る花の季節。
 アズキナシ・コバノガマズミ・カマツカ・サワフタギの真っ白い可愛いい花。いい匂いのツクバネウツギ。明るく鮮やかなツツジたち・・・・コバノミツバツツジ・ヤマツツジ・ミヤコツツジ・モチツツジ。
     
 花のまわりには、蜂・甲虫たち、蝶やその幼虫。樹間ではキビタキ・シジュウカラの春のさえずり。

 タカノツメ・コナラ・アオハダの新しい葉がやわらかな木漏れ日をつくり、明るい森の中はそれはそれは素敵な別天地の趣でした。

 そして、展望台ではズミの満開。やさしいピンクをおびた白い花。相生山の花。

 冬の寒さが強かったせいか、アオハダはまだ固い蕾、ネジキは花柄が伸びたばかりでした。
昨年に比べて、2週間ほど遅いようです。5月の中、下旬から6月の初めにかけて、遅れている花や、イボタノキ・ガマズミなど次の花の季節になっていきます。

  相生山といえばヒメボタル。「特別:真夜中を歩く会」の相談も始まっていました。
                               (事務局t,y)
        ******いっしょに歩いた方たちの声を集めました******
・いろんな花の匂いを嗅いでまわりました。サワフタギがわたしの好みです。
・こっそりグミの実を一個頂きました。酸っぱくて少し甘い。こどもの頃を思い出しました。
・白い花、よく似ているけど、木によって違うんですね。初めて知りました。
・コナラやその他の木がずいぶんたくさん切られてますね。(カシノナガキクイムシ枯れの
対応らしいですが)こんなに切って明るくなりすぎて、(自然植生にとって)大丈夫なんで
しょうかねえ?
・ツクバネウツギの花盛り、きれいで、かわいくて、匂いもよかった。
          
・ズミがきれいでした。最高!!
・ズミの枝を折って持って帰る人がいると聞いて怒れます。絶対やめてほしい。
・木によって雄花・雌花、雄株・雌株、があると聞いて驚きました。勉強になりました。
・(ヤマコウバシは雌株しかないという説明を聞いて)どうやってこどもができるの?
・ヤマコウバシの葉は高貴な香りですね。(すすめられて)口に入れて噛んでみるとヌルネ
バの不思議な食感。でも悪くはないですよ。
・ほんとに新緑!新緑の中を気持ちよく歩きました。ありがとうございました。
           
・意外に山坂があって、ちょっと筋肉痛?日頃運動不足かなあ。(初参加の若者)
・鳥たちはそろそろ北へ、山へ。僕も来月は鳥を追っかけて旅に出ます。
                             (野鳥大好きおじさん)
・(事務局で初めて地図と主な樹種のリストを用意しました)歩いていて分かりやすくて良
かったです。メモをとるのにも便利でした。
・相生山の近くに住んでる人が羨ましいと感じた。





■■ 原子力発電について考える会・浜岡もあぶない! ■■
  4月10日(日)、震災と原子力発電についての学習会に参加しました。
 当初、120名定員の予定でしたが、参加申し込みが多かったため、急遽、会場が変わり、東別院ホール(名古屋市中区)で、約400名の参加で開催されました。参加者は中年の方が多いように見えましたが、スタッフは若い方たちが多く、とても頼もしく思えました。
 今回の福島原発震災について、放射能の影響など、チェルノブイリ事故と比較しながらのお話しでした。

 東海地区には、中部電力の「世界で一番危険だと言われている浜岡原発」があります。 学習会の中で最も会場が沸いたのは、各地域の電力がどの程度原発に依存しているかを示したデータ(2009年)です。最高は関西電力53.4%。今問題になっている福島原発の東京電力は32.1%。そして、最低は中部電力の12.3%です。
 その程度なら、原発無しでも少し節約すれば大丈夫かもしれないと思いましたが、それどころか、浜岡原発なしでも電気は余っているようです。そのことを示す、中部電力のデータ(今年の3月23日)も発表されました。

 驚くほどの長い年月の監視を必要とし、莫大な費用をかけ、それでも尚、安全が確保されていない原発を動かし続けることには、疑問を感じます。  (M

「くらしを耕す会」newsの記事を紹介します。 news1news2

学習会に参加した青年から届いた感想を紹介します。
(長文でしたので、了解を得て一部略・編集させていただきました。)
 まず400人という沢山の人が集まってたのがよかった。自分と同じように原発イヤだな、と感じてる人が沢山いてホッとしたし、心強かった。
 内容では、チェルノブイリで活動してた人の話は解りやすくて面白かった。ドイツの話などためになる話もいっぱいあった。

 しかし、ここに集まっている人たちは原発の不条理さに気づいている人たちだからいいけど、肝心なことは、気づいていない人たちにいかに気付かせるかだと思った。でないと変わらない。分かっている人たちだけで集まっててもなあ、ということを途中で思った。 

 だから、勉強会や講演会だけで終わらず、終わった後みんなでデモに行くとか、ディスカッションがあるとか、集まっている人が交流できて、気持ちを高めあったり、絆を強め合ったり、協力しあったり、していくことがもっと必要ではないのかな。

 その点東京のデモはすごい力を感じた。1万5000人が集まったようだ。みんなが本当に原発止めたいと自主的に強い気持ちで集まっていると思う。インターネットのツイッターなどが一役かっていると思う。現在進行形で人々が共有しあっている。早い。これは現代の大きな強みだと思う。

 マスコミはデモを全然取り上げなかったようだ。電力会社がスポンサーだからのようだ。国の圧力もあるだろう。
 だから真実の情報はインターネットのほうが多いだろう。デマもあるから見極めなくてはいけないが。

               ――― * ――― * ―――  

 浜岡原発の話は全然出なかった。問題点とか、どうすれば止めれるかなど。
 具体的に浜岡原発を止める動きの話もこれからあったほうがいい。
 
 脱原発して再生可能エネルギーに転換して行くのか、このまま今までどおりでいくのかで未来が全くちがう。明るい未来を選ぶのか、へたすると日本沈没かとも思ってしまう。

 結果を出さないと、今止めないともうチャンスはないのじゃないかと思う。電力会社などは全く止める気がなさそうなのでかなり難しいとは思うが。自己満足で終わったらダメで、とにかく大きな力にしていかないとダメだと思う。    (SF)





 カメラマンの大西暢夫さん(代表作 映画「水になった村」、「ぶた にく」)が見た東北大震災の現状です。
■■ 三陸からの通信(その1) 2011.4.14   by 大西暢夫 ■■  
 おはようございます。今は、釜石駅前で、車の中で寝ています。
福島からずっと沿岸部を北上していました。今日くらいでおしまいにします。一旦岐阜に帰ります。

 しかし壊滅的です。とくに陸前高田市は街のすべてを失いました。原爆を落とされた後のような姿です。ニュースでは流れにくいかもしれませんが、小さな集落も壊滅しました。津波はどんな小さな湾でも、形を変えて容赦なく襲うことがわかりました。陸前高田市は奥5キロくらいまで遡り、海が見えないような先まで襲われました。まさかという現実です。
陸前高田の市の
メインストリート


 釜石や大船渡はまだ街は残っています。しかしまったくやられなかった地域は一つもありません。そんな状況です。
  釜石市にて

2011.4.23  (岐阜/池田にて) 

 やっぱり、やりきれない気持ちです。

 『がんばれ日本!がんばれ東北!』もいいですが、僕は少し時間をおいてあげるというのか、親族、友人が亡くなった悲しみを、静かに見守ってあげられる時間が彼らには必要だと思いました。

 早く復興しなくてはならないと思いますが、3ヶ月だけ静かにしてあげたいというのが僕の気持ちです。町づくりはそれからでもいいのではないかと。
悲しむ時間も欲しいと思います。


 また福島に出掛けます。
 今度は放射能の中です。


 5月21日にわが池田町で報告会を開きます。これからセッティングしますが。今のところ要予約2000円ですべて義援金に回します。そんな感じです。




■■ 相生山の四季を歩く会・4月 ■■ 
 いちめんの春だった。すべての樹に新しい芽が吹いて、緑地一帯は淡い色におおわれていた。
 桜は満開。コバノミツバツツジ、ヤマツツジ、ミヤコツツジも満開。風情あるコバノガマズミの白い花、サルトリイバラやアケビの可愛い花も。低地でもナズナ、オオイヌノフグリ、ヘビイチゴ、オランダミミナグサなどが花盛り。
 また、メジロ、シジュウカラなど野鳥たちの春のさえずりがにぎやかだった。

   
   
  昼からも、緑地の中心部から南部を歩いて、相生山の春の一日を満喫したグループもあった。緑地内の徳林寺では花祭りが開かれていて、ひとときを楽しまれた方もいたようだ。
 今年は冬が厳しく、遅れ気味の春だが、どんどん緑が濃くなっていく。来月はもっと樹の花が咲く。春から初夏へ、華やかな相生山になるだろう。

参加者の方々から感想が届きました。
 観察会に参加するたび、山の植物があり、たくさんの野鳥がいることに、いつも「ここは本当に名古屋なのか」という錯覚を起こしてしまいます。
  今回は緑地の中のお寺に行く機会がありました。まさか途中におじぞうさまがいて、なんだか不思議な気持ちになりました。おじぞうさまを見たら、『私達はこの場所を侵してはいけないし、このまま大切に残さなければいけない』と強く感じました。
 Sさんご夫妻たちと、4月に歩いた森の奥コースを歩き、みんなでアケビの花の雄花と雌花を探したのも楽しかったです。
また参加したいです。        (ブナさん)



  ひょんなことから「歩く会」の人と知り合いになり、今月から参加させていただいた。
 かわいい木の葉や、まだかたい花の蕾など、ていねいに見て、草木の名前を確認しながら進んでゆく。梅林を出たばかりの広場には、身の丈10mもあろうかと思われる、大きな楢の木が芽ぶいたばかりの小さな葉をいっぱいつけて、青空に向かってのびをしている。

  はぁーっ! 何とも言えない開放感!

  こんな場所が、まだ残されているということは、本当に貴重なこと。この森を大事にしたい。  (仁)



相生山の桜

 相生山にはヤマザクラ、カスミザクラ等がところどころに点在していて春を告げていた。4月になり花が咲くとその存在力が一気に高まる。数多く生えているコナラはまだ充分には芽吹いておらず、黒褐色の幹、枝に囲まれて青空の下で白色、薄桃色の大変鮮やかな風景を楽しませてくれた。
 月に1回の定点観察をすることは、自然の移り変りを強く感じられて楽しみです。     (KY)




■■ 相生山の四季を歩く会・3月 ■■ 
 今月は五感で楽しもう 春の森という目的で催しました。寒さもやわらぎ、暖かいくらいの日でした。相生山の樹木では春一番に咲くヒサカキがすこしずつ開いて、香を放っていました。小さなマキノスミレも葉を出しはじめ、花も一輪みることができました。鳥もよくさえずり、先月につづいてトラツグミがいました。
 相生山もすこしずつ春の装いを増してきました。
参加者の方々から感想が届きました。
 久しぶりに自然に囲まれ、たくさんの木々にもふれることができ、心もからだもとても気持ちよくリフレッシュできました。
 山からの見晴らし、神秘的な竹やぶなども名古屋にいてこんなところがあるのかと信じられないくらい素晴らしいものばかりで、本当に幸せなひと時が過ごせました。
 私たち人間の心も癒してくれる森林の空気や木・花の色彩など自然の力は本当に偉大だなあと改めて思います。                    (ak/高校生)


 春の陽気の3月13日。
 この日は、少し珍しいコースを進んでいきました。
 植物観察をしながら歩いていると 相生の森の中に、工事が中断になっている ”あの道路”が現れました。いつも、 ドカンッ と目に入ってくる 異物が、違う角度から見ると なんとも不思議なかんじ‥。ひとつのものも、 角度を変えて見てみるものか‥ などと思いながら また先に行くと、今度は トラツグミが。けっこう長い間 その場で遊んでくれていたので、先月より長く その姿を楽しませてもらいました。
 来月は、 どんなコースなのか‥ 楽しみです。          (N)



  今日はありがとうございました。前々回のしっとり大人な雪の日の観察会とはうって変わり、温かく、賑やかで、また違った感じで楽しかったです。来月も参加します。
あちこち行くばかりより、同じ場所での四季を通じての観察はより覚わると聞き、今年は相生山の観察会になるべく行くようにしたいと思いました。           (千)



 去年から参加し、相生山緑地を初めて知りました。最初は「名古屋の中にある緑地ならば、きっと人工的でたいしたことないんだろう」と正直、全く期待しないで行きました。しかし、実際行ってみると、街中にあるとは思えないくらい自然豊かで、今まで結構レベルの高い自然を見てきた(本当?)私も大満足な緑地で、びっくりでした。
 このような自然は名古屋にはものすごく大切だと思います。何としてでもこのまま守って欲しいです。観察会は植物・鳥にかなり詳しい方から、これから勉強の方まで幅広く、和気あいあい楽しい雰囲気です。今後も参加し、勉強していきたいです。         (高橋)



 トラツグミに会う。
 大きさは鳩ぐらい、とら模様で、盛んに地面をつついていました。餌をさがしていたのかな? 辺りに20人以上の人がいるのに、飛んでいかずに‘ほてほて’と歩いて逃げる様子が、実にかわいらしかったです。           (satomi/小6)





■■
 第3回ふくいミクマリ会議 ■■
3月5日(日)、第3回ふくいミクマリ会議に参加しました。 講演では、自然との共生についての基本が話され、分かりやすかったです。 そのあとのパネルディスカッションも楽しいものでした。                     (事務局y)

北岡明彦さんの講演のレジュメはこちらです。
  資料1 、資料2
三国湊・緑のリレープロジェクトのHPは こちらです。


 

 《春一番の花》に出会いました。  
     マンサク(満作)

両性花
セリバオウレン(芹葉黄連)
 
雄花
3/6(日) 瀬戸市定光寺 自然観察会 にて
                           
                           


■■ 相生山の四季を歩く会・2月 ■■ 
  2月13日、ぴりっとした寒さの中、野鳥観察へと相生山に入りました。
 鳥に詳しい先生方から話を聞きながら歩いていると、いろんな種類の野鳥たちの鳴き声が聞こえてきました。望遠鏡で見せてもらったところ、本当にキレイなオレンジ色の○○(←名前を忘れました)を、はっきりと見ることができ、野生の鳥の美しさに驚き、感激しました。 野鳥に、どっぷりハマリそうです。  (N)




 「2月相生山の冬鳥観察会」

 1月の雪の中での観察会に続き2月も雪になるかと思われた当日、冬晴れの中、初参加の人も含め30名ほどの参加者。
 まず入口辺りでハシブトガラス、ヒヨドリ等の常連鳥を見ながら、知立から来て頂いた野鳥の会の岡田さんから双眼鏡の使い方の説明を受けた。林の中に入り、すぐにルリビタキ、カワラヒワ、コゲラに出会う。
  梅林では、ルリビタキの雌とツグミが地面と梅の枝を上ったり下りたりしているのをプロミナーでじっくり見せてもらう。ルリビタキのパッチリお目々の可愛い事!そしてツグミの歩く動作を「ダルマさんが転んだ」をしている様だとの岡田さんの説明に正にピタリの表現と感心。
 私達、後グループがエナガとヤマガラに見とれている間に、前グループが開けた畑の所でカラスに追われているミサゴを見たとの事。こんな所でミサゴを、それもカラスに追われているミサゴを見損なって残念!その場所でジョウビタキの雄をプロミナーで見せてもらう。日に当たって綺麗な色。茂みのある林の中を通りながらシロハラ、アオジにも出会う。 
 帰りに再び梅林に戻ると先程のルリビタキとツグミが「あなた達また来たの」と言いたげにこちらを見ていた。
 そこで「トラツグミがいる!」との声にその方向を見ると正に林の中に飛び立ち逃げ込むところ。もっとじっくり見たかった。でもあの特徴ある色と柄の後姿をしっかり確認できたから今日一番の収穫。私が今まで一度も出会えなかったトラツグミだったので嬉しかった。                   (美)




■■ 相生山の四季を歩く会・1月 ■■ 
 雪の相生山を歩きました。

 1月16日、今年最初の「相生山の四季を歩く会」がありました。朝から雪がちらつき、寒い日になりました。それでも、冬の渡り鳥を見たいという人が15人ほども集まりました。
うっすらと雪をまとった相生山の、いつもと違う美しさに、参加者のなかからおどろきの声があがっていました。

 寒さに負けず鳥達は元気に鳴いていて、アカゲラ・ヒヨドリ・シジュウカラ、冬鳥のシロハラも見つけることができました。降る雪をよけてヒサカキの葉と枝に見えかくれするメジロは間近に見れて、可愛かったです。キジバトやムクドリなども含め、11種の鳥たちに出会えました。
 途中から雪が本格的に降り出し、あたりはすっかり雪国のようになってしまい、予定より早く終了しました。鳥たちも樹木の葉かげで体を休めているようで、なき声もしなくなってしまいました。

 冬の相生山。自然をたっぷり味わうことができました。
(T.F)
                                         



 ひ ろ ば (2010年) 


■■ 駒山の竹伐採・第2回 2010.11.28(日) ■■
 奥矢作のダム建設で村が立ち退き、駒山の由緒あるお寺も廃寺になってしまった。お寺の庭から山頂に侵入した孟宗竹は樹齢350年以上と 推定されるブナ(旧旭町の天然記念物指定)やイヌブナ、ツガ、ミズメなどを暗い竹薮の中に囲んでしまった。
旭町天然記念物のブナ

 放置された竹を伐って駒山の林床に太陽の光を取り戻し、本来植生の自然林に還そうとする試みが、豊田市を中心に矢作川流域で自然観察や植生調査を続けている 「森もり会」のメンバーを中心に行われています。5月の現状調査、8月の第1回除伐、そして今回は2回目の除伐作業が行われました。
 チェンソウの爆音が響き渡り、子どもたちの笑い声と歓声が絶えない中で、見る見る明るくなってゆく駒山山頂部。小学校低学年から70歳代まで総勢30名で、 にぎやかに汗を流す一日になりました。

8月の伐採

今回の伐採後

今回の伐採途中

 昼食時には、参加できなかった仲間からの野菜もたくさん入った豚汁が振る舞われ、自然の中で身体を使った腹ペコのみんなは大喜び。デザートの果物やコーヒーなど、 快適な青空の下で、超ゴーカな昼食タイムをすごしました。

 この秋、駒山のブナは1本に40~50万個の実をつけた(樹下の調査による)ということでしたが、たくさん落ちていた実は中がスカスカの「シイナ」ばかりでした。 それでも、もしかすると、来年の春に芽を出す種があるかもしれません。そして、お日様の光が降り注ぐようになった林の中で、育ってくれるかもしれません。 それは、この活動の中で、なにより楽しみなことです。

 明るく広々となった山頂のブナの樹の根元で記念写真を撮りました。みんないい気もちになり、満足感いっぱいのいい顔をしていました。 大人達は明日の筋肉痛が心配なのですが、子どもたちは最後まで元気でした。・・・・・駒山の将来を見に来てくれるかなぁ?              (T)




名古屋市から参加の親子に感想をお願いしました。


 わたしは、こま山に竹を切りにいきました。山についたときは、少しさむかったけど、竹を切っていくうちにあったかくなってきました。竹をはこんでいると、 本当のしごとみたいになって、もっとやりたくなってきました。また、こま山にいっていろんなしごとをやりたいです。  (まみ・小2)


 日曜日、私は竹を切りにでかけました。竹を切る前は暗かった所が、だんだん明るくなってきて、仕事をしてる感じがでてきて楽しくなってきました。 また、こま山に竹のようすを見に行きたいです。  (あや・小5)



 「ブナを守る」ため、竹を伐採しに出かけた駒山。
そんな大仕事ができるかとの不安もつかの間、いざ切り始めると夢中になっていきました。切り落としていくごとに光が差し込み始め、 なんとも清々しい気持ちになりました。
 反面、『ブナも命 竹も命』 ある自然の達人の言葉‥。 ただ切り落とすだけでなく、何かに利用できるといいのに‥。そんな自然の奥深さを考えさせてくれた、 駒山での体験でした。                 (N)



参加者からのメールを紹介します


 おつかれさまでした。ありがとうございました。

 駒山へ行く時は少し不安感がありましたが、帰りはとてもすがすがしい満足感でした。お天気に恵まれ、みなさんの温かい気持ちにつつまれて、 ブナに見守られているようでした。
  今回、子どもさん達が担当してくれた石段下の竹除伐は、ほんとうにうれしかったです。ここは登山道になっているからです。 相走橋からと奥矢作第二発電所からのルートがありますが、最初に登った時、奥矢作第二発電所への下山につかいました。お寺の庭で出会った他の登山者は ここを不安に思って引き返し、相走ルートへ下られました。
  私たちは竹をよけながら下山しました。途中はイヌブナがぱらぱらとあります。
 相走のルートは登りに使いましたが、ブナがぱらぱらとありました。

  こんどはお知り合いの方と登山されてはいかがでしょう。
 多くの方に駒山のブナを知っていただくことはうれしいです。  (S.Y)




■■ 田の草取りとホタルを見る会レポート    
         2010.6.27 
■■
 
 くらしを耕す会主催の、「郷蔵米 田の草取りとホタルを見る会」に6月26・27日、子ども(小3娘・6歳の双子の息子) を連れて 参加させていただきました。

 うちのご飯の“お米さん”を作ってくださっている 生産者さんと夕食(宴会)をいただきました。無農薬のこだわりを貫いている農家の人・・・ということで、頑固一徹な親父さんを想像し緊張していました。
 が・・・、あれれ~!? 目じりの下がったやさしいお父さん達(子どもにとってはおじいちゃん)ばかりでした。「いかに前よりうまく作れるか?まだまだ勉強じゃの。」と、お父さんたちから出た言葉は、本当に控えめで謙虚で。でも、私たち消費者への温かい気持ちが 伝わり感動してしまいました。(涙ぽろり)
 そうそう、夕食に出た朴葉ずしは、生産者さんの奥さまの手作りだってー。うまかった。

 田んぼの草取りは、うちの子も初めて。「やだよ~」と絶対入らないだろうと思っていたのに・・・。 「うわーい。」と気持ちの悪いのが快感となったのか!? 田のぬかるみへ足を上手に運ばせていました。 ほんの30~40分くらいかな?草取りできたかな?

 ホタル・・・、もちろん。そりゃ~もう、きれいでした。大好きなカエルくんもたくさんいたし・・・。
 大切なこと、大事に守らなければいけないこと・・・。感じました。大満足な内容でした。  (M)





■■
  生物多様性の日の集い・いきものイキイキ相生山まつり ■■
 5月22日、 『生物多様性の日の集い・いきものイキイキ相生山まつり』が名古屋市天白区野並相生山の徳林寺と緑地一帯で開催されました。多彩な企画に一日中、子どもから大人まで、 800人もの多ぜいの人々でにぎわいました。

 早朝の『探鳥会』に始まり、『樹木博士』、『緑地ツアー・竹林整備』では、「近くにこんないい森があるなんて知らなかった」という声が結構ありました。 「名前は聞いていて一度来たいと思っていて、やっと来れて感激です。いい所ですね!」といった声もありました。

 相生山は、遠くまで出かけなくても自然にふれることができる場所として、市民に知られることとなりました。

 徳林寺境内の出店もいい雰囲気をつくっていて、「精進ヤキソバ」は人気がありました。特に「森のえんぴつ屋さん」には、子ども達がいつも群がっていて、 “家元”さんは食事もとれないくらいの盛況でした。真剣に見つめる子ども達の目があり担当のお兄さんも人気者になっていました。
 竹の楽器「Rain Stick」も用意した材料が足りなくなってしまいました。    
 ふだんやったことがないあそびに興味津々で、いい企画だと思いました。

 「午後のフォーラム」「子どもフォーラム」では、これからの相生山について話されました。名古屋工業大の増田先生に、保全生態学や生物多様性について分かりやすく話してもらいました。相生山緑地を考えていくのにいい提言でした。
 「この自然いっぱいの相生山を、守って残していって欲しい」という意見が多くありました。

 
 夜になっての『尺八鑑賞会』、『ヒメボタル観察会』には、昼間と違った人々がドッと押しかけ、森の中で幻想的に舞うホタルにみんなで酔いしれました。

 このまつりを通して、人々がいかに自然に接したいか、癒されたいかということがしみじみとわかりました。
 まつりの長い一日も終わり、徳林寺もひっそりと静かになりました。  (T)


サポーターからの手紙が届きました。 


相生山まつりについて」

 とても楽しく、食べ物もこだわりのお店ばかりで、ありがたかったです。
 レインスティックが作れず、蛍も見れず、残念ではありましたが、3歳の娘はお友達としっかり遊べてそれだけで大満足でした。

 子ともが安心して遊べ、自然に、自然と親しむ事ができるような今回のおまつりはとても貴重で、親にとってもありがたく、又、子ども達にとっても大きな意味を 持っていくのではないかと思います。
(6月の「四季を歩く会」、どっと子ども達の参加が増えていて驚きました!)

  都市部に住む子ども達はもはや野原で遊ぶ機会は殆ど失われ、日常生活はすべてコンクリの上で、ということも珍しくありません。 プラスティックでできたおもちゃと比べ、竹や木をつかった道具の手触りは、明らかに子ども達にうったえかけるものが違います。

 風を感じ、緑の葉が揺れる中で遊ぶことは、子どもたちの心、身体にかけがえのない影響をもたらす・・と私は思っているのですが。

 相生山が、子ども達と自然をつなぐかけがえの無い場であり、皆でその場を守っていきたいという想いの結晶のようなおまつりであったと思います。

 本当に色々とお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。   (Y)




■■ 田植えレポート 2010.5.16 ■■ 
  薫風さわやかな日曜日、郷蔵米の田植え体験(岐阜県加茂郡白川町にて)に参加してきました。

 3歳の娘は田んぼを前に後ずさり。
母ちゃんだけ、苗をもってずぼずぼと田んぼの中へ。

 足の(泥の)感触がなんとも言えず心地よく、 風や太陽の光を感じながら皆で共同作業することの楽しさに、すっかり”はまって”しまいました。

 反省は、苗床から植える分の苗をより分ける作業の手際の悪さ!
 隣の生産者の方の手さばきに見ほれつつ、数倍遅いスピードながら、何とか持分を終えました。

 (娘は田んぼの周りで花をつんだり、お友達と遊んだりして楽しかったらしく、ニコニコ顔で迎えてくれました。周りで目を配ってくださっていた方々に、感謝。)


 川で泥だらけになった足や手を洗い、お昼は生産者の方々が用意してくださった五平餅やたけのこ、お漬物に舌鼓をうち、皆お腹一杯になったところで、自己紹介や、生産者の方々のお話を聞きました。

 食べ物が結んでくれる縁。
 人とこの”場”に、こうやって出会える事の幸せを思いました。    (E)







  

  

 Copyright(C)2009 lovelyearth Japan All Rights Reserved