バックナンバー
■vol.01里山が荒れてるって本当?
■vol.02木を植えることは善…?
■vol.03生物多様性ってなんだろう?
■vol.04雑木林的思考のすすめ
■vol.05ナラ枯れ病について想う
■vol.06「マンサクのファイトプラズマ病」の動向
■vol.07森林の持つ働き(生態系サービス)について、ちょっと考えよう
■vol.08地球温暖化防止と森林の働き
■vol.09もうすぐクリスマス!
※このコーナーは、みなさんのご質問
やご意見をもとに執筆されています。
どんなことでも、お待ちしています。
こちら からどうぞ。

 その拾 : 自然界の落とし物集め

 私たち人間には、多かれ少なかれ収集癖があります。その対象は人によって様々で、切手・絵画・フィギュア・本・蝶・お金などなど十人十色です。

 私の場合は収集癖が強くて、本質的に何でもかんでも集めたくなりますが、特に、自然に関する本と「自然界の落とし物」集めが大好きです。
 本はスライド式大型本棚をはるかに溢れ、補強材を入れても家が反る程です。
 「自然界の落とし物」は、それこそ、何でもかんでもです。どんぐり、南方系樹木の種子、野鳥の羽根、カミキリムシ標本、化石・・・から動物の糞まで、要するに博物館です。

 その中で、今熱中しているのが、野鳥の羽根、どんぐり、タカラガイの3種類です。
 野鳥の羽根は、部位毎にそろえて台紙に貼ると本当に美しく、何度見ても、その機能美と色彩に感動します。長さ1m近いヤマドリ♂の羽根、先だけがバチ状に広がるシメの風切羽根、太陽の光にルリ色に輝くオオルリ♂の尾羽根などが、特に華麗です。
 ドングリは、何といっても、オキナワウラジロガシの巨大なドングリが最高! あとハナガカシを拾うと、日本産ドングリの全種類がそろいます。
 そして、特に楽しいのがタカラガイ(宝貝)。古代には貨幣に使われていたというタカラガイ。岩礁近くの浜を捜すと、結構何種類ものタカラガイが拾えます。この近くでは、静岡県の御前崎が最高です。ハナマルユキ、ハナビラダカラ、アヤメダカラ・・・どれも独特の色と形をしていて、見ているだけで、思わずニコニコしてしまいます。


 皆さんも、ちょっとマニアックな楽しみに挑戦してみて下さい。









北岡明彦さんを紹介します
 1954年2月、名古屋市熱田区に生まれる。わずかに残る自然の中で「昆虫少年」として育つ。昆虫から植物、野鳥へと得意分野を広げながら、 日本全国を飛び回る。
 名古屋大学農学部林学科卒。愛知県林務課を経て、現在豊田市森林課勤務。日本自然保護協会の自然観察指導員。フィールドでの活動を重視し、 一年中、 公私の観察会で活躍。動植物全般の博識と森林の専門家としての教唆には絶大な信頼がある。 その人柄にもひかれて 「北岡ワールド」に魅せられた人々は多い。
ページを開いた本のイラスト  『中部の山々1,2』(東海財団)『日本どんぐり大図鑑』(偕成社)など執筆、編集。「面の木倶楽部」 「瀬戸自然の会」を主宰。愛知県瀬戸市在住。





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